体の操作もヨガだ

体の操作もヨガだ。
「ヨガの基礎はポーズじゃない」なんて書くと、
体を動かすことすべてを否定しているように見える
かもしれないけど、それは違う。

だけど、ここでいう体の操作は、
中国雑技団の軟体人間のようなポーズのことじゃない。
この人たちは、人を楽しませるショーのために高い柔軟性が
必要だ。
でも、私達がヨガをするのは人を相手にショーをするためではない。
となると、必要以上に体を柔らかくしなければいけないのは何故?
私はこれはただの自己満足のためだと思う。

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ヨガで使う体の操作。

姿勢を変えること。
猫背で弱々しい体の使い方を変えて、
背骨をまっすぐにして、姿勢を正すとそれにしたがって、
心も整えられる。

リラックスすること。
緊張して硬くなった筋肉を伸ばす。
日常生活ではダイナミックに使わない背骨をしっかり動かす。
体を感じて、余計な力を抜き、骨格でバランスをとる。

深い呼吸をする
ストレスを感じると、弱くなったり荒くなる呼吸を
整える。

簡単でシンプルな動作で、充分な効果は得られる。
中国雑技団のような柔軟性は日常生活でどう生きる?
私にはそれが必要なシチュエーションが思い浮かばない。
でも、姿勢のバランスを保ち、リラックスし、
深い呼吸をするヨガの教えはつねに機能する。
シンプル イズ ベストだ。
複雑すぎるものは使えない。

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Category: エッセンシャルヨガ

- 2015年2月3日

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