マッドマックス:怒りのデスロードでトラウマ発症

 

 

「マッドマックス」が大傑作だという噂を聞いた。
久しぶりに映画に行ってきた。
感想。
シリーズ最高傑作だ。
そして、これ以上の世界観をもつアクション映画を
見ることはそうそう無いだろうというクオリティ。
高い芸術性、リアルなアクション、シンプルなストーリー。
文句なしだ 。
まさかダークナイトの悪役ベインをやっていた人が

あんなイケメンだとは、、、、
そして、相変わらずいい声をしている。

001
ベイン(トム・ハーディ)

20150620-00000008-flix-000-view
マックス (トム・ハーディ)

 

 

映画とは関係ないことで申し訳ないんだけど、
びっくりしたことがある。

あまりに映画の中に入りすぎて、
終盤にあるマックスの輸血のシーンをみていたら、
動けなくなるくらい貧血状態になった。
ありえん。

私は採血されるときは横になって
とらないと倒れる人間なのだ。
血の気が引いて、体温が下がり、
生命力が一気に低下する。
いままでそれは「体質が原因」だと思っていた。

映画をみて、それと同じ身体現象がおきた。
でも、私の血液は一滴たりとも流れていない。
現実に採血されていないのに、まったく採血された時と
同じ虚脱感と悪寒に襲われる、ってこれ、

100%メンタルが原因じゃないか!
心の力で引き起こされた悪寒。

と席でうずくまりながら、びっくりした。
ヨガや瞑想で、ほぼ改善していない部分があるとすれば、
この症状だろう。

でも一体、なにがそんなにダメでここまで酷い状態になるのか?
ぜんぜん心当たりがない。
いままで生きてきて、そんなトラウマになる体験はない。
まるでそれが私の「生まれながらの設定」のように、採血されるたびに
ひどい虚脱感がおこる。

それにしても恐るべき「心の力」だ。
ここまでのひどい症状を引き起こす力が心にはある。
映画のシーンをみて考える間もなく、
恐怖が引き起こされて、
たった数秒で、意識を失うかと思うほどの悪寒となって現れた。
まるで猛毒でも血液に流されたかのように劇的な力だ。
そして、これがまったくの思いこみであるとわかっていても、
まったく症状は改善しない。
理性では「私の血は抜かれていない」「映画の中の話だ」と
わかっている。
でも、そんな理性的な理解はぜんぜん及ばない領域で、
恐怖している心の部分がある。
だからいくら理屈で説得しても、まったく効果がない。

呼吸の感覚に意識をむけて、ひたすら嵐が過ぎ去るのを待った。

自分を左右している心の恐ろしい力がわかった。
「物事は心にもとづいている」とブッダがいう意味が体感できた。
そういう意味でも見に行ってよかった映画だ。
これが退屈でまったく没頭できない映画だったら、
ここまでひどい症状を引き起こせなかっただろう。
そしたら、100%心が引き起こす悪寒であると
気づけなかった。

さあ、これがわかったところで、
どうすればいいんだろう?

いまはまったくアイデアがないけれど、
正しく問題提起ができていれば、もう仕事の半分は片付いたような
ものだ。
いずれ答えは出てくる。
いまはそれを待って、来年の健康診断で試してみよう。

 

Unknown

 

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド
Abbie Bernstein
玄光社
売り上げランキング: 135

Category: 映画

- 2015年8月2日

Comments

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *