007スペクター

 

ひさしぶりに映画みてきました。
マッドマックス怒りのデスロード以来。

ダニエル・グレイグの007シリーズは全部みている。
今回はすべての集大成ということで、
過去の作品を復習してから劇場へ。

過去の苦悩など微塵もないジェームズ・ボンドと違って、
ダニエル・グレイグの007シリーズは人間ジェームズ・ボンドという感じ。

本気の恋をしたり、復讐心でヤケになったり、
自分の過去と対峙したりと苦悩する。
それが好きだった。

今回の「スペクター」は、こんなバイオレンスなスパイアクション映画
ながら

「よかった、、、ジェームズ、ほんとうによかったね、、、」

と心が熱くなった。
なんか、ずーっと苦闘して自暴自棄だった人が、
ようやく悪循環から抜けだした姿をみれたようで、
映画を見終わったあとは幸福感の余韻があった。
映画が終わったあとのジェームズ・ボンドがどういう生活を
しているのか、あれこれと考えてしまう、そういう幸福感だ。

「スペクター」は単発の映画としては、たぶんハテナマークだ。
でも「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」と
続けてみてきたファンにとっては、多いに腑に落ちる映画になると思う。
これでダニエル・グレイグの007シリーズは終わりだ。
これ以上ない、いい終わり方だった。

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- 2015年12月14日

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