プロティンを飲む実験

ケトルベルで日々、筋トレをしていると
栄養摂取にも気を使うようになった。
最近の趣味「筋トレ」の私の今年の目標は
筋肉を増量して、体重60キロになるというもので、
筋トレと食事という両輪をしっかりしないと
そうならないのだ。

体重増強。
タンパク質をとるのに
一番手っ取り早いのは「プロティン」だ。

筋トレをしている人でプロティンをとっている人は多い。
昔は筋肉増強剤的なアレという偏見があったプロティンだけれど、
いまではすっかり市民権を得ていて、
プロティンを飲んでいると言っても「うわっ、マニア」という
目で見られることも少ないと思う。

問題となるのは、私は日本人に多い乳糖不耐症で、
一番効率のいいプロティンであるホエイプロティンが
吸収できないということだ。
乳製品をとるとお腹がゆるくなる、というアレである。

そこで色々調べると、その乳糖を分離した
ホエイプロテインアイソレートという製品があること知った。
これならば私の体が苦手とする乳糖なしで、
しかもホエイプロティンの効果も手に入る。

たまたまコストコでセールしていたので、
オプティマムニュートリションアイソレートを手に入れ、
プロティン生活に1月14日から入った。
いまから2ヶ月前だ。

最初は順調だった。
でも、1ヶ月くらい立つ頃から、お腹の調子が
徐々に悪くなってきた。
基本、私はお腹の調子は絶好調なんだけど、それが
崩れ、下痢をしたり免疫が低下して風邪を引いたりが多くなった。

とたんにガクッと体が弱くなった感じがした。
筋肉はあるんだけど、生物として弱くなったという感じだ。

筋トレをしている人は筋肉を壊しているので免疫力が落ちて
風邪を引きやすい人が多いのだけれど、
もしかしたら、プロティンで腸内環境も悪化してそのダブルパンチで
病気しやすくなっているのでは、と思ったくらいだ。

ぜんぜん平気な人もいると思うけど私には合わなかった。
私なりの結論「栄養補給は自然な食事から取ろう」

そうなると、いろいろと候補はあるけれど、
タンパク質もとれる総合栄養食といえばが候補にあがる。

昔は卵の食べ過ぎはよくない、という話になっていたけれど、
最近は、卵をとってもぜんぜんOK、むしろ取るべきという
エビデンスがでているから、プロティンのかわりに卵を食べて
体を作ろうと思う。

気になることがあるのは、安い卵の場合、鶏は身動きがほとんどできない
地獄のような環境で、機械のように卵を産まされているということ。
なので卵は平飼いの鶏が産んだものを買おうと思う。

科学が発達して、いろいろなサプリやプロティンがでているけれど、
やはり食品から栄養をとるのが王道だ。
タンパク質やビタミンを分離して、凝縮してとれるのは
サプリの利点だと思うけれど、
食品はさまざまな栄養素が微妙に配合されているから、
その複雑さはいくらマルチビタミンのサプリをとっても、
復元できるものではない。

いろいろ実験して、失敗して
トライアンドエラーで、人は賢くなっていく。
それに人はそれぞれ体質が違うから、
プロティンが完全に体に合って、絶好調になる人も
中にはいるだろう。
だから、自分の人生の答えは自分で出すしかない。
ときとして、自分の中の確信は「これが一番いい」と
世界の多様性を潰すように働くことがある。
それは戒めないといけない。

 

 

 

 

 


Category: ケトルベル, 体を変える

- 2017年3月14日

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