全身運動としてオーダーメイドのアシュタンガヨガ

 

じつは私は昔、かなりアシュタンガヨガをしていた。
フルプライマリーは1000回以上しているし、
セカンドのポーズにも取り組んでいたこともあった。
ジャンプバック、ジャンプスルーもお手の物で、
クラスで教えていたこともあった。

そんな私がアシュタンガヨガから遠のく転機になったのは、
瞑想との出会いだ。
ヨガの本質を瞑想から感じて、アシュタンガヨガという
形式がだんだんと不要に感じられるようになった。
自然とやらなくなって数年。

ふたたびアシュタンガヨガに注目している。
ヨガとして、というよりか家で出来る全身運動としてだ。

私にはランニングの日課がある。
でも、だんだんと北陸の冬が迫ってきて、
冷たい雨の中、走りにいく厳しいハードルに
早くも心が折られそうだ。
それに凍結した路面を走るのは純粋に危ないし、
雪が積もったら走るどころではない。

そんな日に代替となる家でできる運動はないか、と
考えると、候補にあがったのがアシュタンガヨガだった。
アシュタンガヨガは全身を均等に鍛える。
有酸素運動にはならないけれど、全身運動としては最適だし、
なによりも家でマットを引けばすぐにできるから天候関係なし。

とはいえ、変人の私はアシュタンガヨガをフルにやる気はない。
基本的なアシュタンガヨガのフルプライマリーをやったら、
1時間45分はかかる。
そんなに時間は使えない。

私の運動に使える予算時間は45分。
必要以上の柔軟性もいらない。
そして、決められたポーズを決められた呼吸のカウントでおこなう
というルールもどうでもいいと思っている外道なので、
アシュタンガヨガを解体して好き勝手に練習している。
省略バージョンのアシュタンガヨガ?だ。

たとえば、
太陽礼拝ではダウンドックで5カウントキープせずに、
深く1回呼吸して動きをつなげて時短。

手の位置が変わるなど、細かなバリエーションのあるポーズは、
省いて1つだけおこなって時短。

逆さのポーズは危ないのでしない。

座りのポーズは基本的な前屈、後屈、ねじりのポーズ系から
その日の気分に合わせてやりたいポーズを数種類する。

という感じで、自分に合わせてアシュタンガヨガを
使わせてもらっている。
真面目に練習している人には怒られそうだけど、
アシュタンガヨガは家でできる運動として本当に優れものだと思う。

ペトリさんのアシュタンガヨガの本。
均等のとれたいい体している。

 


Category: アシュタンガヨガ, エッセンシャルヨガ

- 2015年11月16日

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