最近のヨガの練習の徒然

最近、考えているのはヨガの練習の密度を
上げることだ。
だらだらと2時間練習するよりも、濃密な1時間のほうがいい。

いかに短時間で高密度な練習ができるか、という
課題をクリアするにはやることを厳選する必要がある。
だけど、そうは思いつつ「なんでそんなことがヨガの練習なの?」という
ような回り道に近いこともしていたりする。

その1つが筋トレだ。
以前は一日毎に上半身の日と下半身の日とに
わけて、腕立てやスクワットなどの自重トレーニングで
筋肉トレーニングをしていた。

肉体を鍛えるということは、ただ肉体に終始しない。
それを動かす心を鍛えることでもある。
ヨガと違って、筋トレはキツい。
筋肉の痛みに耐えて、あと一回と繰り返すと
着実に精神力がつく。
筋トレのあとに軽く立禅をして、体のバランスを整えていた。

今は次なるステップとして、ロシアの伝統的な鍛錬器具である
ケトルベルで全身を連動させながら鍛えている。

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ケトルベル16キロ

持って振るスイングという動きを
いま練習中。
筋力と持久力を
全身の筋力を連動しながら鍛えられるというので
かなり期待している。

筋トレは必要だ。
脳は単独で存在していない。
筋肉からの刺激で脳も活性化するし、体も蘇る。

肉体鍛錬系ヨガでスパルタなアシュタンガヨガはやめてしまったけど、
ディリーでアシュタンガヨガをしている人たちに引けをとらない
強靭な肉体を維持する。
体力があると精神的に余裕が生まれるし、
ストレスからの回復も早くなる。
それは世間を生き抜くための力になる。

肉体鍛錬は、ヨガに分類すると、ニヤマ(すべきこと)の
タパス(鍛錬)に属する。

体を動かすヨガとしてやっているのは
太陽礼拝ABと、座って体を伸ばす簡単なポーズを数個しかしていない。
スタンディングのポーズなどは肉体鍛錬の方が時間あたりの密度が高いから、
そっちで代用している。
体を動かすヨガでは「背骨を動かすこと」「筋肉のストレッチ」に
効用をしぼっておこなっている。それから、プラーナーヤーマ。
これはグレゴールメーレ先生のWSで習った
カパラパティとナディーショーダーダナーの二種類にしぼって
実践している。
そして最後に、呼吸の瞑想。

やっていること。

太陽礼拝AB
筋トレ(ケトルベル)&立禅
座りのポーズでストレッチ
プラーナーヤーマ二種類
呼吸の瞑想

これでだいたい1時間のプログラムだ。
やってみると、濃密で充実した朝の時間が過ごせる。
体を鍛えることと、瞑想の両輪はいまのところうまく
バランスがとれている。

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Category: ケトルベル

- 2016年6月18日

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