「ツールズ」イメージと意識の瞑想が繋がるところ
ツールズを読んでから、いままでしていなかった
イメージを使った瞑想(ツール)にトライするようになった。
ツールズはサイコセラピストが編み出した
「ハイヤーフォース」(高次の力)の力と結びつくための
イメージ手法だ。
書籍「ツールズ」には
「あなたの願望を簡単に叶える!」とか
「あっという間に苦しみが無くなってハッピーになれますよ!」
とかそういう安直さがまるっきりない。
叡智に溢れた言葉に溢れている。
だけど読みやすい。
言葉がズバズバと突き刺さる。
いやはや、只者ではない。
この本に出会ったのも運命的なものを感じる。
2016年の「10回読みの本」決定。
そして、日々、ツール(イメージ)を使っている。
気づいたこと。
私がメインにしている瞑想法は、
アーナパーナサティで、それはイメージを使わない。
意識を呼吸や体の感覚に向けるだけのシンプルな瞑想だ。
イメージをつかったツールズとは水と油かと思っていたけれど、
やってみてわかってきたことがある。
結局、同じことなんだ。
イメージを使う。
そうすると、身体の感覚でいろいろな感情を感じる。
たとえば「感謝の流れ」では、日々の感謝できることを
思い浮かべ、感謝の感情をわき起こす。
イメージ→感覚(感情)という流れだ。
意識を呼吸に向け続けると、身体の感覚が静まって変わってくる。
これは現実にいまここにある特定の対象に意識を置く→感覚が鎮まる
という流れだ。
どちらも違う川だけど、
「感覚(ヴェーダナー)」という海で出会う。
大切なのは、イメージではなくそのイメージが呼び出す力(ハイヤーフォース)
なのだ。
ところでハイヤーフォースとはなんだろう。
これは宇宙に満ちた偉大な力で、
私はこれにイコールの言葉として、
「ダンマ(法)」という言葉が頭に浮かんだ。
ダンマはブッダが発見した宇宙の不変の法で、
この世界が滅んでも、滅ばない永遠不滅のものだ。
宇宙の絶対的なルールだ。
で、いままで私はこのダンマを
紙のうえに書かれた公式のように、
命がないもののように考えていた。
でも、それは間違いだ。
ダンマは力をもっている。
すべてのものを動かす力だ。
もしもブッダが頭で考えたもので、
ただのお題目であるならば、
なんのパワーもない。
それならばダンマに従う必要も知る必要もない
ことになる。
ダンマは力あるものだ。
それはツールズに書かれた「ハイヤーフォース」の
ようにも作用するだろうと思った。
ここに書いてあること、よくわからないかもしれないけど、
1つ言えることは「ツールズ」はオススメの一冊だということだ。
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