あらためて人それぞれ違うということ

 

みんな違うということはわかっている。
だけど、どれくらい違うかという差異はくわしくわからない。

たとえば私はよく水分をとる。
そしてよく飯も食べる。
なので少食や水分補給を制限するというのは、
けっこう難易度が高い。

なぜ、こんなにお茶を飲むのか?
なにか精神的な隠された理由でもあるのだろうか。
そして、食べ始めるともりもり食べるのは、
精神力の弱さなんだろうか。
それが長年の謎だった。

しかし、子供が生まれて発見があった。

長女は私とは真反対のタイプ。
水分もほとんどとらないし、なによりも食が
細い。身長は高く健康に育っているけど、
ほんとうに少ししか食べない人だ。

そして、長男は私に体がそっくり。
密かに「ミニとしかず」と呼んでいるくらい似ている。
彼はよく水分をとる。
そして、恐ろしいくらいよく食べる。
だけど太らない。ほっそりしている。
彼がいなければ気がつかなかった。
「よく飲み、よく食べる」は私達親子に共通する
特質だったのだ。

もしも、私の生活習慣の影響ならば年上の長女の
ほうが色濃くでているはずなんだけど、
長女は微塵も影響をうけていない。

たぶん長男は痩せた男になるだろう。
痩せの大食いタイプだ。
奥さんはけっこうガッチリした骨格の人だから、
まったく同じようにはならないと思うけど。

食習慣がこれだけ遺伝するなら、ほかのいろいろなことも
遺伝的な影響下にあるのかもしれない。

そこであらためて思う。
万人が同じようにできる健康法ない。
少食といっても、その少食具合は人それぞれだろう。
自分の体の特質に合った運動なり健康法なりを
模索しないといけない、ということ。
しっかり自分の体の声を聞き、
だけど、悪習慣の力を脱するという微妙な
バランス具合。

だれしも得意なことと不得意なことがある。
たとえば私は禁酒は簡単だった。
でも、少食はかなり意志力を使わないと難しい。

 

無病法

無病法

posted with amazlet at 15.11.15
ルイジ・コルナロ
PHP研究所
売り上げランキング: 11,173

理想はほんとうに少食で朗らかに生きること。

 


Category: 生活を変える方法, 読書

- 2015年11月15日

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *