あなたは何教信徒の洗脳を受けていますか?

「あなたは何教信徒?」と聞かれたら、
大抵の日本人は
「いやー、これといって信じていないですね。
信じている、っていうかあんなもん行事ですよ。
お盆の先祖供養は仏教でしょ。
クリスマスはクリスチャンの真似事。
元旦は除夜の鐘でお寺に行って仏教。
それから初詣は神社で神道。
だからまあ、特定の宗教を信仰していない無宗教なんです」
という人が多いだろう。

しかし、無意識に超メジャーな信仰をしている可能性がある。

魚川裕司さんが「だから仏教は面白い!」で、
「金パン教」ということを言っていた。
これは「お金とパンツ(性欲)を重視して生きる教え」だ。
これは相当数の潜在的な信者がいる教えだと思う。
お金持ちはお金を稼ぐ力があるために尊敬され、
美男美女は容姿ゆえに崇められる。
これを信じる人が多いので、かなりのパワーを持っている教団だ。

こうして考えていくと宗教と認知されていないものの
知らず知らずのうちにいろいろな価値観の信徒として
生きている人が大半で、人は悟ってもいない限り
自覚しているいないにかかわらず「なにかの信者」として
生きている。

その無意識の教えが「常識」になる。
あなたは何を信じているだろうか。
当たり前に信じていることが、自分を変える一番の強敵だし、
一番の拘束力をもっている。

一番強力な洗脳は、洗脳されていることに本人が気づかない洗脳だ。
しらずしらずに信じていること。
仏教では「無知」という煩悩が、怒りと欲望を支えているとされている。
そして「無知」は、発見するのが相当に難しい。
つねに働いているけど、怒りや欲望のように目立たない。
そのくせ強力な煩悩だ。

なにも信じず、ありのままに生きるためには
相当な修練がいる。
普通は、ありのままに誰かに教育(洗脳)された状態で
生きることになるだろう。

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Category: ヨガ的かんがえ, 仏教, 生活を変える方法

- 2015年12月21日

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