メディテーションメディスン

服薬すると「意識がクリアになり気分が軽くなる」
薬がある、副作用はないから毎日飲んでも大丈夫。
そんな薬があったら、このストレス社会で大流行しそうだ。

私が知る限り、メンタルを改善する精神科の薬は副作用がひどいようだ。
昔の職場に、急に人格ががらりと変わって
不自然なくらい陽気になったり、
塞ぎこんだりと普通じゃないくらいに人格が極端になったAさんがいた。
後から人づてに話を聞くと、精神を病んで
薬を飲み始めた結果らしい。
服薬を始めるまえのAさんは気難しい人だったけど、
まだそちらのほうがよかった。
かえって薬を飲んでから悪化したのをみたことがある。
脳内のお天気を無理やり化学的な力で改善するのは
うまくいけばいいけれど、失敗すればなおさらひどいことになる。

「意識がクリアになり気分が平穏になる」
実際にはそんな錠剤はない。
けれど、瞑想が同じ効果を発揮する。

ある日、瞑想をし終わって、風景を眺めたら
普通の放送からハイビジョン放送に切り替わったように
景色が鮮明に見えた。
気分は平穏で、心はゆったくとくつろいでいる。

もしも、私が瞑想を知らず、医者から処方された錠剤を
飲んだ直後にこんな状態になったら、

「なんだ、この薬は、、、凄い効き目なんだけど」

と手放せなくなるだろう。
もちろん、瞑想をすれば必ずこういうクリアで平穏な状態になるとは
限らないけれど、毎日繰り返していると再現性は限りなく高くなる。

問題は、本当に忙しくてストレス過多で、本当に瞑想薬を服用しなければ
ならないときに限って、瞑想をするのが億劫でしんどいと感じること。
薬を飲むようにインスタントにはできないけれど、
自分に鞭をうって取り組む効果はある。
瞑想は脳そのものを強化するという研究結果もある。

中国の強制収容所に収監されて拷問などをうけた
僧侶たちがPTSDを発症せず、メンタルの回復が早いのは、
瞑想のお陰なのかもしれないと思う。

私は恵まれた生活をしているけれど、日々生きづらさを感じている。
(だれしもそうだと思うけど)
瞑想の時間を増やして、脳を強化してそれに対抗しようと思う。


Category: 瞑想

- 2016年5月25日

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *