レイヤー別ヨガでストレスを除去

 

セミプライベートクラスで、
一通りクラスをし終わってから生徒さんが質問して
くれた。
時間が無い中で、ヨガのポーズや呼吸法や瞑想などを
全部こなさないといけないの?という意味の質問だった。

本来、ベストなのは座る瞑想に専念する練習だ。
だけど、生活を抱えている私達は、心の回転数が速くなって
いたり、ストレスが体を駆け巡っていたりで、
いきなり瞑想に入るのが難しくなっている。
ヘタすると、妄想に囚われたまま座っているという事に
ないねない。

もしも、自分の状態を観察して、心も焦っておらず、
低ストレスなら、そのまま座る瞑想に入ってもいいだろう。
私は朝の練習は、ほぼ座る瞑想だ。
朝は新鮮な時間で、瞑想に適している。

仕事が終わって、夕方にするヨガは
体を使ったヨガがメインだ。
体に溜まったストレスを抜くようにしている。
ストレスがあると、無意識にでも筋肉を硬めて防御反応を
してしまう。硬くなった筋肉を解きほぐし、
姿勢をリセットして自由にする体を使ったヨガが効果的だ。
瞑想にも、体をリラックスさせる効果があるけれど、
それよりかパシュチュマッターサナ(前屈のポーズ)で
背中を伸ばしたほうが早いし直接的。

それからプラーナーヤーマ。
呼吸を使って、体のエネルギーを安定させる。
分散して、散り散りになっていた生命力が安定する。
立禅で代用する日もある。

そして、夜、寝る前に瞑想。

体の層(体を使ったヨガ)
生命エネルギーの層(プラーナーヤーマ、立禅)
心の層(瞑想)
それぞれに
メインに働きかける行法を状態に応じて使っている。

こういう風に一日を過ごせば、翌日は新鮮な気分で目覚めることが
できる。
ヨガをさぼると、一日が終わらずに翌日まで前日が侵食して
重々しくなるけれど、ヨガをしておけば一日は一日で終わる。
次の日は新鮮に始める。

ストレスのかかる仕事をしていると、
ヨガをしていて本当によかったと思える。
いまさらだけど、ヨガいいです。

 


Category: エッセンシャルヨガ

- 2016年2月20日

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