10日間、筋トレができなかったらどれくらい衰えるのか
体のトレーニングで無茶をしすぎて風邪を引いて、だらだらと長引いて
終わってみると、体重が58キロから55キロになっていた。
今年の目標として、体重を筋肉で増量して60キロ代になるという
ものがあるのだけれど、これで元の木阿弥。
結局は諸行無常、すべての物事は滅するのが定め。
半年間の努力は消えたのか?
数字の上ではイエス。
プラスマイナスゼロになった。
10日間は、だらだらと風邪が良くなったり悪くなったりで、
食事の量が減り、休日はほぼ寝転んでアメリカドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」
を見ているくらいで、これでは確実にいままで鍛えた筋肉は
消失してしまった可能性がある。
何故なら、一切、力を使うこと運動をしていないし、
必要がない機能は真っ先に失われるからだ。
そういう推測がたった。
消失した体重=筋肉。
推測は本当か?
それをテストするには、トレーニングが一番だ。
どれくらい衰えているのか、ケトルベルを使って確かめればわかる。
で、実際にやってみると、あんまり変わらない、、、、、
16キロのケトルベルがどれくらい重く感じるのかと不安だったけど、
16キロは16キロだった。
ほぼ10日前と同じパフォーマンスを発揮できる。
衰えがわからない。
ケトルベルを始めた7ヶ月前の私の状況は憶えている。
体重は55キロ。
病み上がりの今と同じで
16キロのケトルベルは重く、骨が軋む気がして
もっと軽いケトルベルを買えばよかったと後悔していた。
今、私の体重は同じ55キロでも以前とはパワーが違う。
病の間に消えた3キロはなんだったのか。
これはエビデンスのない個人の実感なんだけど、
消えたのは脂肪だ。
鍛えた筋肉は簡単には衰えない。
これは人体がサバイバルするうえで、こうあるべき姿だろう。
半年かけて、継続的に鍛えた体は、定期的にこの人体が重量物を持ち上げなければいけない
危機が訪れることを憶えている。
体が病で安静状態にはいっても、筋肉は不要だと切り捨てられない。
またいつ重量物が襲ってくるかわからないから、
それと闘う力は温存される。
翌日の筋肉痛も少なかった。
これからまた少しづつ基礎体力をあげていこう。
今回のことでわかったのは、
「病の時はじっくりと休んでもいい」ということだ。
日常的にストレスをかけて鍛えているのならば、体はそう簡単に軟弱にならない。
一日にできるトレーニングは少なくても、
その積み重ねは大きな違いになって現れる。
筋トレもそうだし、瞑想もそうだ。
最近は、結果が目にみえる筋トレが面白くて筋トレのことばかり書いている
けれど、一番重要視しているのは瞑想だ。
でも、瞑想は筋トレと違って目に見えた効果がでにくい。
瞑想はかなり結果が出にくいけれど、筋トレをメタファーにして
長い年月をかけて脳がすこしづつ変化して、瞑想者の脳になっていくと
信じて地道にやっていこうと思う。
More from my site
Category: ケトルベル