私はマルチポテンシャライト

私は一つのことが続かない。
ある程度のところまでいくと、すぐに他のことに
目移りして、新しいことを初めてしまう。
それどころか同時並列的に、色々と手を出している。

いけない、駄目だ。
一つのことに専念しないと!と自分を叱咤する。
一流の人間は、一つのことに専念するものだ。

そう思っていた。

けれど、たった一つのことしかしていない自分を
想像すると、囚人のような気分になる。

私の偽りない実感として、
一つのことに専念する、ということは
自分を殺すことだ。
そして、色々なことに手を出すことは、
自分を生かすことだ。

しかし、これは器用貧乏。
これが私のコンプレックスだった。

今年に入って、さまざまな本と出会いがあったが、
まさに私のために書かれた本が2冊あった。

一冊目は
「マルチ・ポテンシャライト 
好きなことを次々と仕事にして一生食っていく方法」







2冊目は「RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる」








この2冊の本は、
「なにか一つを選択しないといけない」という常識に対する
アンチテーゼとなり、
さまざまな要素を持つ人間の強みという今までにない
考えを提示してくれている。

これでいいのだ。
というか、こういう在り方しかできないのなら、
それを無理やり押さえつけてもいいこと無いんじゃない、と
43歳にしてようやく悟った。

<マルチポテンシャライト>
意味:さまざまなことに興味を持ち、
多くのことをクリエイティブに探究する人


こういう概念を本にしてくれてありがとう。
漠然としていたものが、言葉になると
しっかりと自分を定義でき、
私なりの曲がりくねった道をまっすぐ歩いていける。

私の強みは、幅広いスキルだと
いまならば言える。

私は、今、現在、さまざまなことに手を出している。

倹約生活と投資

ケトルベル

ランニング

読書と作文

菜食主義

家庭菜園

仏教と瞑想

気功

仕事も転々としていて、
東京で働いたこともあれば、フリーターをしたことも
あるし、自営業の経験もあり、外資で働いたことも
あるし、宅急便、大工、ヨガインストラクターなど、
書いているとほんとめちゃくちゃな人生を歩いている。

一つの会社に長いいる人や、一つの趣味を長年やっている人
が凄いと今まで引け目を感じていたけれど、
私の能力は幅が広く、さまざまなジャンルの知識を結合して
縦横に使えることにあると、自信がすこし持てた。

そして、いろいろなことをする罪悪感がやわらいだ。

やりたいことがありすぎて、時間が足りない。
自分を生きるのが楽しくなってきた。







Category: 未分類

- 2020年7月24日

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