悪習慣を小さくしていく

小さいことが大切で、小さい悪習慣も繰り返すうちに
大きな悪習慣になってしまう。
では、もうすでに身についている大きな悪習慣は
どうすればいいのだろうか?
これを一気に根絶するのは、かなり難しい。

たとえば食習慣が乱れている人が、いきなり過激なダイエットを
しても、結局は我慢が決壊する頃にリ以前よりも食べまくって太って
しまうというリバウンド現象がある。

そんな時は大きな悪習慣を小さくしていく。
食事をした後にお菓子を食べまくる習慣があるのなら、
そのお菓子を低カロリーなものに置き換える所から始める。

私は現在、コーヒーをやめて2年ほどたつけれど
よくよく考えれば、コーヒーから緑茶に切り替えただけと
いう言い方もできる。

コーヒーは悪いわけではないけれど、暴飲してしまう私に
とってはコーヒーをガブ飲むするのは悪い習慣だ。
それを緑茶に置き換えることで、体調は確実によくなった。
私にとって緑茶はコーヒーよりも嗜好性が少なく、
がぶ飲みすることが減った。
けれどもカフェインが含まれているので、コーヒーの代替として
機能している。

コーヒー→緑茶

夏場はビールもおいしいけれど、仏教の五戒に
「酒類、麻薬類をとらない」という項目があるので、
それを守るために禁酒している、これは続けて3年くらいになる。
でも、その間にノンアルコールビールや、炭酸水などはたくさん飲んでいる。
奥さんもお酒が強い方ではなく、夫婦して禁酒しているけれど、
結局のところ「この炭酸の、のどごしが美味しいんだよね」と
炭酸水で置き換えできている。
ノンアルコールビールは、いろいろなものが入っていて体にはあまりよく
ないけれど、翌日の疲労度はビールよりも断然すくなく、なにしろ酔っ払って
吐いたり意識が低下することがない。

ビール→ノンアルコールビール or 炭酸水

人はいきなりまるっきり変わることは難しい。
疲れたときに悪習慣に捕まって、また元に戻る。
でも、それを小さくしていくことはできる。

小さい悪習慣ならば、ゆっくりと時間をかけて根絶していく
こともできるだろう。

しかし、これはあくまでも悪習慣に限る。
たとえば、小さい悪行為は、繰り返していくうちに
大きな禍になって自分に帰ってくる。

人の悪口や嘘、万引は、ただちにやめるべきだ。
より害のすくない行為に置き換えなければならない。
でも、簡単に代替できないところが、悪行為の深刻なところで
効果的で具体的な案は私には思い浮かばないけれど、
やめなければいけないのは確かだ。

しかし、そういう悪行為をしてしまう人は、
私が見た限りでは、同時に悪習慣にも染まっているので、
そっちから退治していくと、悪行為も減っていくのではないかと
思う。


Category: 体のメンテナンス

- 2016年8月13日

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