休日という言葉をやめる

 

 

 

 

私のなかで休日という言葉のイメージは、
「だらだらして仕事っぽいことを一切せずに
休む日」というイメージがある。
「休みの日くらいゆっくりしたい」

でも、その「休日」で何をしているかというと
いろいろなところにでかけたり、
映画をみたり、本を読んだりとまったく休んでいない。
仕事は休んでいるけれど、まったく何もせずに休んでいる
わけじゃない。
そして、休日が終わって「あんまり疲れがとれなかったなぁ」と
ぼやく。

たとえば肉体労働をしているとかアスリートだとか、
そういう人は肉体を激しく動かさない休養日がいるかもしれない。
でも、一般人にとっての休日とはなんだろう。

休日と平日との違いは睡眠くらいかもしれない。
日頃、睡眠不足の人は睡眠負債を解消するために
すこし長めに眠ることが休日の役割になる。
でも、寝過ぎると生活のリズムが狂って大変になるから
ほどほどに。

それ以外は仕事の日と変りなく、大切に一日を過ごしたい。
だから、休日という言葉ではなくて、
私はこの日を「気分転換の日」と密かに呼ぼうと思う。

気分転換になるような事をする。
家の整理をしてもいいし、外出してもいい。
運動してもいい、遊んでもいい、なんでも気分転換になって、
リフレッシュできるならいい。
「休みの日」というと手を抜いてもいいイメージが
あるけれど、手抜きなしでしっかりと生きる。

あるいは疲れているのなら、本当に手抜きなしに
しっかりと休む。
テレビをみたり、ネットをしたり、
外出もせず、体も神経も使わずに
かといってダラダラと寝たりもしない。
静かにただずむ鷺のように静止して、
人間生活を休息する。

動かず人間らしい行動をせずに過ごすと
エネルギーは回復する。
これは瞑想だ。
人間生活を休むことができる。
そうすると、世間から離れた
ただ生きている存在としての私と
繋がることができる。

th_family-591581_960_720


Category: 生活を変える方法

- 2015年12月18日

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *