夢の中で夢に気づく

 

最近、夢の中で仕事をしていることが多い。
段取りと整えながら、ふと気づく。

「これ、夢じゃない、、、?」

そしてしばらく迷う。
この仕事の段取りって、夢の中でこのまま放置してもいいの?
しばらく夢うつつで考え
「アホらしい、夢だから中断して本格的に寝よう」
となる。

夢を打ち破って、現実に戻る。
太陽がのぼって日常がはじまる。

夢から覚めたけれど、
こうやって生きていることも夢に似ている。

時間をとどめる術はない。
昨日は、たしかに存在したけれど
いまはもうどこにもない。

写真や記憶には残っているが、それも破壊されれば
完全に消える。
思い返すことは昨日のリアルを再現しない。
現実と夢との違いは、整合性と実感があるかないかくらいしかない。

最近は時間の流れが不思議でしょうがない。
頭では理解できるんだけど、刻々とすべてが変化していくという
ことがあらためてミステリーだ。

ヴィジュニャーナビクシュは
目覚めているかのように夢を見、夢をみているかのように
目覚めの状態をあつかう」という瞑想の技法を紹介している。
そうすれば本当の現実が開示されるという。

目覚めの状態を夢をみているかのようにとは、
いい加減に生きることではない。

生きることは最善を尽くして生きないといけない。
だけど必要以上に人生を大きく重たく考えて、
不必要な苦しみを味わう必要もない。
そんなリアリティは人生にはないのだ。

人生はそれ自体、無意味だ。
ただの道具みたいなものだ。
私がどんな心で存在するかに依存する。
心境の変化が人生を変える。
だから何よりもまず穏やかであることが
優先される。

昔の逆境を振り返ってみても、
「なんであんなことでクヨクヨと思い悩んでいたんだろう」と
いう経験はないだろうか。
死ぬ直前に人生を振り返れば、取り越し苦労ばかりで
きっと笑ってしまうんだろう。

 

参考文献
いろいろな聖典からの引用が溢れているので、
この一冊でかなりヨーガ哲学に詳しくなれる本。

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Category: ヨガ的かんがえ

- 2015年11月23日

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