運命を切り開く

 

 

 

良いことをすると遅かれ早かれ良い結果がおこる。
因果応報。
良いことも悪いことも、いずれ自分に帰ってくる。
こういう法則がある。

だから、ヨーガや仏教はあらかじめ人生が決っているという
運命論を否定する。
ヨーガヴァシシュタには
「真に努力する者にはカルマに決められた運命などない」と
いう言葉がある。

善因善果
悪因悪果
あらためてこれは凄いことだと感じる。
自分で良いことをすればするほど、良いことがおこるのなら、
運命を変える方法は、今、自分のいるところで出来る範囲で
良い事をしていけばいいのだ。
これだけを人生の目標にしていけば、
良いことがたくさんおこる人生になる。
怪しい自己啓発本もいらない。

最近、ハマーカルナー禅師のポッドキャストを毎日聞いている。
ブッダの言葉をベースにとてもわかりやすく仏教を語る番組で、
毎回、聞いていて腑に落ちる。
マハーカルナー禅師の言葉は、直球だ。
自分のアレンジや個性を出そうとか、
メソッドを創りだそうとか、
日本うけするように言い繕うみたいな作為をまったく感じない。
ただ、ブッダの言葉を伝える、という意志を感じる。
まったくあたりまえのことを語っている、と感じさせながら、
「なるほど」と唸ることが多いという番組だ。
オススメだ。

結局、在家として出来ること。
善行を積んで、悪行を積まない。
これに尽きるんだと再確認。

ようは「七仏通誡偈」なのだ。

膨大な時間の流れの中に生まれた七人のブッダが
共通して教えていること。

「悪いことをせず、善いことをおこない。
自己の心を浄めること。」

これに尽きる。

こんな当たり前のことの重要さを
いろいろな側面から毎回毎回教えてくれる。

この教えを世間で生きながら、守っていきる。
ときとして「悪いこと」をしたほうが利益になるような
誘惑もあるだろう。
でも、外面の利益など度外視して、内面の宝を積む。
こういう選択をしていける人間になれますように。

マハーカルナー禅師の原始仏教トーク

th_dawn-190055_640


Category: 仏教, 生活を変える方法, 瞑想

- 2015年12月17日

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *