導かれる生き方

 

 

がっちりと計画をたてるのが苦手だ。
というか、最近ほとんどしたことがない。

ただ、漠然と今を感じて、
「こうなったらいいなぁ」という曖昧な目的だけがある。
それは計画性などではなく、
お腹が減ったらご飯を食べないといけない、というと同じだ。

だから人生の目標の手帳は白紙だ。

そうなると、思いがけないことが起こり始める。
「人生、こうしたい」という思いが薄いからか、
想像を絶することが起こる。

船だとしたら舵取りはするけど、自分でオールをこがない。
風の流れと20%の自分の意志。
ガッチリと「◯月◯日までに具体的な目標を達成する」という
主体が薄いので、人生の流れにほとんど逆らわない。
気づくと、見たことのない場所にいる。
ヨットで流されるような人生だ。
「いいのか、これで」と昔は思った。

しかし、むしろその方がいい、と思っている。

人は私も含めて「欲」と「怒り」という煩悩に支配されている。
そんな状態で、計画して無理やりに努力して
いったいどこにたどり着くというのか?
大本の計画が煩悩まみれなら、願いが叶っても不幸だろう。
不幸な大金持ち、不幸な有名人がそれだ。

むしろ、私心を入れず今あきらかに必要なことをやっていくことで、
人生は自然に流れていく。
私は◯◯の神とか、特定の宗派の神は信じていないけれど、
人びとを導く偉大な存在は信じている。
そして、その偉大な存在は私のことを理解し、本当に必要なところに
導いてくれる。
だけど、私が心を閉ざして、欲と怒りで立てた計画に邁進していると、
その導きの力は及ばなくなる。
だから、私は人生をきちんと考えているけど、計画性とは無縁なのだ。

「プルーフオブヘブン」
エベンアレグザンダー

死後の世界で遭遇した
大いなる存在のことが書いてある。
死後系の本だけど、この本は相当信頼度が高い。
脳神経外科医が脳死状態で体験したことが書いてある。
死後の世界の体験談を一冊選ぶなら、これ。
おすすめの本だ。

プルーフ・オブ・ヘヴン 脳神経外科医が見た死後の世界


Category: ヨガ的かんがえ

- 2015年9月14日

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