家族団欒のためのスピーカー

アメリカに夫婦でホームスティしたことがある。
滞在先のフランシス家は理想的な生活をしている一家だった。
しっかりと意志をもって生活をしていた。

整理整頓されて無駄なインテリアがない家の中。
まるでモデルハウスの中にいるみたいだった。
そして、リビングにはテレビなどなく、
家族の団欒のときは設置されたBOSEのスピーカーから音楽を流して
会話を楽しんでいた。
こんなにセンスある生活をしている人たちがいるという
のはカルチャーショックだった。

私の育った家は夜の団欒は、テレビが中心で
ガヤガヤと粗雑な情報が垂れ流しの中で
食事をしていた。
家の中にはいつか置きっぱなしにした
物が意味もなく長年置いてあった。

フランシス家のような生活をするのが夫婦の無意識の夢になっていて、
最近、その夢の１つを叶えた。
家族団欒のためのBOSEのスピーカーだ。
フランシス家が使っていたスピーカー＝BOSEなので
スピーカーを買うならBOSEと決まっていた。

といっても、本格的なやつではなくて、
BOSEのsolo15というテレビの下における
簡易なスピーカーだ。

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夜はそこから音楽を流して、みんなでご飯を食べたり話したりしている。
以前からご飯を食べるときはテレビを切るという習慣だったけど、
音楽があるだけでなんだかパーティ気分だ。

それにしても、私はいままで音楽といえばmacbookのスピーカー？で
流すか、車の適当なカーステレオから聞いていただけだった。
スピーカーとしてはそんなに値段は高くないBOSEsolo15だけど、
音量を上げると家の壁が振動するくらいのパワーがある。
まるで別次元だ。

前で聞いていると、音楽で体が振動するし、床も振動する。
ここまでパワフルなスピーカーは初体験なので、
いままで聞き馴染みのあった曲も、あらためてこんな曲だったんだ！と
いう驚きがある。

あとは家の中の整理整頓だけど、子供のおもちゃが沢山散乱している。
子供が成長するにつれて、お片付けの習慣がついてカオス具合は
減ったけど、フランシス家のクオリティには程遠い。
がんばろう。

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Category: 道具