賢くならんといかん!生涯学生

 

愚かであることは、世界に害悪を垂れ流す。
自分では悪いと思っていなくても、
その愚かさで傷つく人がきっといる。
無自覚なのが一番怖い。
無自覚だから治らない。
その人といるのが苦痛になる。

そういう人に出会い、私はうんざりし、
反面教師として学ばせてもらうことにした。
我が身を振り返ると、自分の愚かさで
傷つけたりすることが無いとはいえない。

どんな人でも影響力を持っている。
だから人はすこしでも賢明でないといけない。
それは影響力をもつ人間の責任だ。

生涯学び続ける。
人間に完成はない。
どんな人でも、改善すべきところは必ずある。
だから、どんなに年老いても私は学びつづける。
成長を終えたところで、自分を賢明にしようという
努力をやめたところで、人間としてお終いだ。
生涯学生であることを決意しよう。

それが子供の教育にも繋がる。
親の学ぶ姿をみたことがない子供が、
積極的に学ぶだろうか?
親の運動する姿をみたことがない子供が
運動する子になるだろうか?

子供も大人も老人も、
学び、運動するという点で平等だ。
自分で「勝手に完成」してしまった人間は、
あれこれと人に求められていないアドバイスをはじめる。
野球場でヤジをとばす観客みたいだ。
そんな老人にはなりたくない。
老いで弱っても、最善をつくして人生のプレイヤーでありたい。

 

 

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- 2015年10月2日

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