ヒーローの条件

 

私は自分のことばかり考えている人間だ。
いやはや、これは直していかないといけない。
自分にないものを持つヒーローに憧れる。
で「ヒーローの条件とは何か」ということは
何かと考えると、それは「利他的な超人」であるという
ことだと思う。

私がとくに好きなヒーローのバットマンを例にあげてみると、
昼の顔は大富豪のブルースウェインで、
夜になるとバットマンとして、悪と戦っている。

バットマンの乗り物は全部お金がかかっている。
装備もオーダーメイドだ。
身銭を切ってやっているのだ。
悪人と戦っても「危険手当」がもらえる訳でもなければ、
昼の顔であるブルースウェインの評判が上がるわけでもない。
ただひたすらに街の平和を守るために戦っている。

これがもしも悪人に襲われる人を前にして、
「バットマンのお助けサービスを利用する?
助かりたければとくあえずマネーおくれ」と交渉したり、
「バットマンでーす。あなたの命の恩人である私の正体のヒント
あげるね、街一番の大企業の会長でーす。」と

自己アピールをしたりすると、
その崇高なヒーロー度が一気に下がり、
ビジネスや自己満足になり下がってしまう。

バッドマンはフィクションだけど、
現実世界でもバットマンを思わせる利他的な行為を

している人がたくさんいて頭がさがる。

ちなみに菜根譚では「英雄」をこう定義している。

「小さな事だとおなざりにしない。
見られていないからといって誤魔化さない。
逆境にあっても投げ出さない。
この三つが出来てはじめて、本当の英雄と言える」

なんか地味で英雄のイメージと違うけど、
この3つをパーフェクトにできている人がいたら、
やっぱり凄い人だよなぁ。


Category: 生活を変える方法

- 2015年11月12日

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *