週80キロ走るアスリートVS運動してないヴィーガン
ヴィーガン(植物性のものしか食べない)は、
肥満、高血圧、糖尿病になるリスクが少ない。
体重も一般人よりも少なく、痩せている。
血圧も低い。
これは痩せているから血圧が低いのか?
それともヴィーガンだからなのか?
では、同じくらい痩せている人たちと比べたらどうなのか?
それを調べた研究がある。
同じくらいに痩せている人といえばアスリート。
ランナーも同じくらいスリム。
アメリカの基準的な食事をとりながら、
週に80キロ以上走るアスリートと、
運動量が少ないヴィーガンを比較したら、
痩せているからなのか、それともヴィーガンだから
血圧が低いのかがはっきりする。
比較した結果、アスリートたちの血圧は122/72で、
とくに運動していないヴィーガンの血圧は104/62だった。
(ちなみに運動習慣のあるヴィーガン歴4ヶ月の私の血圧は100/62だ)
一年間で3200キロも走っても、
血圧の低さでは、ほとんど運動しないヴィーガンのほうが優れている
という結果なのだ。
これはマイケルグレガー医師の「食事のせいで、死なないために」病気別篇に
載っていた事例だ。
食事のせいで、死なないために[病気別編]―もっとも危ない15の死因からあなたを守る、最強の栄養学
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そういえば昔、ランニングさえしていれば食生活は改めなくても大丈夫と
言っていたランニング伝道者が運動中に心筋梗塞で死んだ。
悪すぎる食事の害は、運動では消しきれない。
あと、激務の宅配のバイトをしていた頃、
同じ時期にはいった肥満した女性が、まったく痩せないのにビックリした。
一日5時間は歩いたり物を運んだりして、最高の運動で絶対痩せるはずなのに?!
でも、彼女に話しを聞いてみると、
日々、お酒を飲み、深夜に締めのラーメンを食べていた。
1日5時間の運動でも、まったく痩せないという怪現象の謎が解けて、
あらためて食事の力を学んだ。
最近、よく運動不足が叫ばれるけれど、
食事の方が大きな力を持つのだ。
そして、最強なのは食事と運動の組み合わせだ。
私にとって運動は趣味で楽しみの一つ。
血圧を下げるだけではなく、脳の機能を強化し、
人を賢く健康にする習慣だから、
「ほとんど運動しなくてもあなたはヴィーガンだから高血圧には
なりませんよ」と言われても、運動を止めることはない。
けれど、この情報を知ってよかったことがある。
以前は
「今日忙しくて運動できなかった!」という日はなんだか
大丈夫かな?という不安があったけど、
これを知ったら、イベント連続で3日くらい運動できなくても
落ち着いていられる。
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Category: ベジタリアン