大傑作「Born to Run」のクリストファーマクドゥーガルの
新刊である「ナチュラルボーンヒーローズ」を読了。
期待度マックスで読み始めたのだけど、微妙だ。
今回はいろいろなものを詰め込みすぎたなぁ、という感想。
戦争、ギリシャ神話の英雄、クレタ島の人びと、筋膜の知識、詠春拳。
野草の効果、パルクール、ナチュラルムーブメント、断糖、マフェトン理論などなど。
登場人物も多く、読んでいて一体誰だったっけとハテナマークになる。
それでも、インスピレーションを受けるところが多々あった。
しかし、残念ながらすべてが中途半端にしか掘り下げられていないので、
実際にどう活かすのかが微妙にわかりにくい。
「ボーントゥラン」が良すぎたんだよなぁ。
2作目のナチュラルボーンヒーローズは、私の中でやたらとハードルがあがって、
けっこう辛口のコメントになってしまったけど、
斬新な一冊であることは間違いない。
新しい方向性を指し示してくれた本だ。
読みづらいけど、読む価値は大。
もしも私がタイムスリップして、
過去の自分にこの本を勧めるか否か決めることができるなら、
「絶対に読め、がんばって読め」と言うだろう。
ジョンケイティの「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」に
かぶっているところもあるけど、独自の視点はさすがだ。
両方読むといいと思う。
ナチュラルボーンヒーローズで取り上げられていた。
ナチュラルムーブメント系の体の鍛え方。
すげえいいと思う。