「花粉症に馬油がいいみたいよ」と奥さんが教えてくれた。
行きつけのスーパーのチラシに書いてあったそうで、
綿棒で鼻の粘膜に塗るといいそうだ。
毎年、ひどい花粉症になる私だけど今年は何故か症状が軽い。
かるく鼻水が出る程度。
でも、なんだかよさ気なのでやってみた。
そうしたら、塗った直後から花粉症の症状が激烈に悪化。
まるで馬油が引き金になったかのように具合が悪くなった。
両鼻がつまり、鼻水があとからあとから出てくる。
「なんだこれは、、、、、騙されたのか?」
とネットで「花粉症、馬油」で調べると、
鼻に馬油を塗るのは一般的な民間療法のようだ。
それで症状が改善した人の声もある。
人体の不思議。
ある人にはいいことでも、私には合わなかった。
当たり前だけど、人体は規格が整えられた工業製品ではない。
そして、これだけ症状を悪化させた馬油は精製された薬じゃない。
それでもこれだけ当たり外れがある。
ここから想像するに、精製された薬が裏目にでたときの害は馬油の比じゃない
んだろう。
ワクチンを打って恐ろしい病気になってしまった人がいる。
裏目にでると健康を破壊するほど害がある。
花粉症で、奥さんは痒みが収まらなくて、強めの目薬をもらった。
そうすると、今は痒くないけど目が痛いそうだ。
これってなんだろう。
花粉症の薬を飲むと、鼻水は少なくなるけど副作用で眠気がしたりボーッとしたりする。
私の場合は、軽く酔ったようになって車の運転に差し支えるので飲むのをやめた。
薬で出来ることって、症状の置き換えなんじゃなかろうか。
それに気づいてから、
私は花粉症関係の薬をやめた。
花粉症でいいや。