40代のトレーニング

本の著者によって言っていることが違ったりする。たとえばベストセラーになった「筋トレが最強のソリューションである」のテストステロンさんは20代で、やはり言っていることは回復力に優れた若者の視点からの言葉になる。


筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
Testosterone(テストステロン)
U-CAN (2016-01-29)
売り上げランキング: 760


40代になって、しかも生活が不規則になる仕事をしていると、体のトレーニングはすればするほどいい!というようなものではなくなる。

翌日に疲労が残って、なかなか抜けなくて逆に行動力が低下する。
それでもトレーニングは習慣になっているから、もっとやりたいけれど、さらに翌日のことを考えたらできない、なんてことが起こったりする。

いったいどうやって体を鍛えていったらいいのか、と悩んでいた時に、葛西紀明さんの本に出会った。


40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
葛西 紀明
東洋経済新報社
売り上げランキング: 10,269

葛西さんは40歳をすぎても、アスリートとして結果を残している。若い時に比べると回復力が圧倒的に劣る初老アスリートが、いかにして戦うのか、という方法。

それは「年齢に見合った努力」で手に入れる「疲れない体」ということ。

バランスをとるための体幹を鍛え、ランニングで持久力を高め、筋トレは下半身をメインにし、サウナで汗を流し、回復力を高める。
なによりも「やりすぎない」こと。

葛西さんの言葉を元にトレーニングメニューを見直している。

現在、実験中なのはランニングとプリズナートレーニングのハイブリッド。

15分くらい軽いランニングをしてウォーミングアップをして、プリズナートレーニングの「ベテラン」プログラムをする。

ベテランプログラムは、一日にビック6を一つだけ鍛えるこというもの。
たとえば、今日は「腕立て伏せ」だけ。
明日は「腹筋」だけ、という具合に一日5分から10分で出来る短時間プログラムだ。

腕立て伏せとか、あの頑張っている感覚が大好きだから毎日やりたいのだけど、
このプログラムだと、週に1回しかできなくて寂しいけれど、ここまで回復期を置くトレーニングならば無理なく続けられそうだ。

なによりも、筋トレも「しない」ということがとても大切。

たとえば何か競技や武道をしている人ならば、トレーニングを毎日して、筋肉というかその筋肉を動かす神経を鍛えなければいけないから、達人のトレーニングのように毎日同じメニューを繰り返すものが必要だけれど、健康の維持と日常生活の行動力の確保という目的ならば、また違った種類のトレーニングになる。

腕立て伏せを週に1回きちんとやって、あとは休ませて回復させることで筋肉は発達するし、自重トレーニングだから関節を痛めることもない。

あと、大好きなケトルベルも時々、入れたい。
これは重量を下げて、ランニングに行けない日(大雨、または路面が雪や凍結をしていて、危ない日)や、足の裏が疲れすぎている時(私は立ち仕事、歩き仕事だからこういう日がある)にランニングの代用として、おこなうことにする。
そして、疲れた時は絶対に無理しない。

本当は毎日、いろんなことをしたい。
走って、腕立て腹筋などを自重トレーニングをして、ケトルベルを振り回したい。完全なる運動中毒の私。

やらない、ということが苦しい。

でも、また無理をすると、疲労が回復しなくてヨガ(瞑想)に支障がでてくる。

あくまでも私が目指すのは、活動力のあるバランスのとれた疲れ知らずの体。
そして、その体で仕事をし家族を養い、瞑想を深めるというのが目標なのだ。








Category: 体のメンテナンス

- 2018年12月28日

Comments

  1. 年を取るほどに、練功の精度をかえていかないと、のびていけないですね。

  2. すべての人に正しい、絶対的なトレーニングはないのですよね。自分の状態に応じてカスタマイズ思います

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *