運動ポートフォリオを組んでみる実験





ポートフォリオというのは投資の世界の考え方。
さまざまなリスクをもった金融商品に資産を分散することで、
リスクが抑えられるという手法だ。

これを運動にも応用できないかと考える。
運動にとってリスクとはなんだろうか?
私にとってそれは、疲労と怪我だ。

たとえば、フルマラソンは体への負担が強い。
酷使される足が故障する確率がある。
だから、ラン、自転車、水泳を組み合わせる
トライアスロンのほうが、じつは体に優しいという
事実がある。

運動をしたい。
終わったあとに爽快感もあるし体にもいい。
でも、疲労は持ち越したくない。

今現在は、ケトルベルトとウォーキングの
高強度と低強度の両極端の2つを
運動にしているけれど、
仕事でたくさん歩く私が、休みの日まで
またまた歩くとなると、いくらウォーキングという低負荷の
運動でも、地味に疲労が蓄積してくる。
ジンジンとする足裏の疲れがとれない。

ならば、週に3回運動できるとしたら、
一回目はケトルベルスイング。
二回目は水泳。
三回目は自転車。
と毎回種目を変えたらどうだろうか?

毎回違う運動をすることで、
新しい刺激が入るし、
体の使い方も違うので疲労が蓄積しないのでは?

しかしデメリットもある。
投資の世界でのポートフォリオは、分散することで
リターンも下がる。

たとえば一社の株式に全部の資金を投入すれば、
値動きはとても大きくなる。
倒産すればゼロになるし、それがユニクロを超える企業に
成長したら何十倍にもなる。

同じように、毎回違う種類の運動をすると、
効果が減る。

なにかのスポーツに専念している人は、
それ専門の体になる。
しかし、週1回ではそんな特化はおきない。

ポートフォリオを組みということは、
疲労、故障のリスクを抑えることで、
専門的な成長も減るということだ。

しかし、競技としてケトルベルや水泳を行わないのならば、
まったくそんなことは問題にならない。

むしろ、人生は総合力だ。
さまざまなことに対応できることが強みに
なると思うのだけど、どうだろうか。









Category: 体のメンテナンス

- 2020年12月9日

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