運動は毒だ

最悪の一日を経験した。
ケトルベルをしてから、最近導入した吊り輪を使って
なんちゃってTRXで鍛えたら、筋肉を破壊しすぎたようで
動くたびに「うおおおっ」と声がでる筋肉痛になったのがはじまり。

筋肉を破壊しすぎたようで免疫力が低下して、
咳風邪をひいて37.8度の発熱。
そしてそんな日に限って、仕事で年に一回あるかないかの
徹夜の夜勤の日。
「重症の筋肉痛」「風邪」「徹夜」という三重苦。

それをなんとか切り抜けた翌日。
以前だったら朦朧として倒れていただろうコンディションのはずが
なんとか動ける。
これはケトルベルで体を鍛えた効果だなぁ、と自己満足。
これは感謝、感謝と熱があって睡眠不足だれど、ちょっとケトルベルするか、と
16キロのスイング90回。
これが地獄めぐりのはじまり。

翌朝、絶不調で風邪が悪化して38度。
背筋や膝に熱がこもったようで座っているのもツラい。
「ミスった、、、」と思った時にはもう遅い。

あたりまえだけれど、
体調不良のときは運動をしてはいけない。
「体のために運動しなきゃ」というけれど、
運動は基本的に毒なのだ。

体中がウィルスで発熱している最中に、筋肉を損傷させて
その回復の負担までさせるのは、暴飲暴食と変わらない。

でも、運動は薬でもある。
体に負担をかけて、回復させての繰り返しで
人体の健康は保たれる。
ただ、
服薬の量を間違えると、猛毒に変わる。

うすうすこう思っていた。
「運動って体にいい」と。
思い違いは、体調不良になって天罰覿面。

運動は基本的に毒である。
だから、そのときの体調によって服薬を調整しないといけない。

よく、ダイエット企画で
ジャンクフードばかり食べている男女が過剰な運動と
食事制限で短い日数でダイエットに成功する、みたいな企画がある。
けれど、それは寿命を縮める取り組みだ。

高カロリーで低ビタミンの食事ばかりして
体中に毒が蓄積された肥満体の人がダイエットを始めるには、
まずゆるやかに食事を変えていくことから始めないといけない。

でなければ、運動という毒が薬に転じない。
そういう肥満体の人に運動をさせると、運動の爽快さよりも
キツさという体からのSOSがでて、最悪の場合運動中に死に至る。

アメリカでランニングを広めた伝道師は、
ランニングさえしていれば健康は保たれるという信念で、
食事を無視していたのが原因で、ランニング中に心臓発作で
死んだ。
食事という毒にまみれた体で、運動をするのは死と隣合わせだ。
肥満体の人が運動をしたがらないのは怠惰ではなく、理に叶っている。

だから、ゆるやかに運動できるような体になるように食事を改善して
ゆっくりゆっくりと毒を抜いていく。
運動はそれからだ。

でも、それでは気長すぎてテレビの企画にならないから、
短期集中で、地獄のような目にあいながら参加者たちは
ダイエットに打ち込む。
いつか誰かが死ぬまで、こういう企画はなくならないだろう。

だれかがランニングをする人をみて
「ランニングの教祖は心臓発作で死んだからランニングは
体に悪いからやめて、ウォーキングにするべきだ」
とあざ笑ったら、その人は一面的にしか物事をみていない。

その人が食事に気をつけて、健康状態が良好ならば
ランニングという薬は、その人を強くするだろう。
でも、ダイエットのためにいきなり思い立って、
ハンバーガーとコーラを飲んだ後に、ドタドタと走り出すならば
ランニングは猛毒になる。

なので、運動は自分のコンディションと相談しながら慎重に行わなければいけない。
運動は毒にも薬にもなりうる。
どれくらいが毒なのか、薬なのか、そこら辺は人それぞれなので
経験を積んでいくしかない。

というあたりまえの教訓を今回得た。
もう風邪のときにケトルベルなどというアホなことはしない!

でも、ケトルベルのお陰で38度あっても普通に動けるし、
ほとんどの人に熱があることを知られずに仕事を終えることができた。
これは普段から、運動という薬を適量に服薬しているお陰で、
体力があがってきた証拠だ。
今回のことで、頭もすこし鍛えられたから、人生万事塞翁が馬だ。

 


Category: ケトルベル

- 2017年2月6日

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