8月30日
リクに観戦される
ある日、キムチが食べたくなって、冷蔵庫を開けたのです。
中にあったのは、未開封のキムチ。
私は、フイルムをはがし、蓋を開けようとしましたが、
これがもう固いのなんの、アロンアルファで接着されているような
固さです。
私を眺めていたリクが、息を飲みます。
私が力を抜くと、リクもヘラヘラ笑い出すのですが、
私が「ふんがーっ!」と力を入れると、口をとじて、
じつに難しい顔で、私を見るのです。
「がんばれ!がんばれだワン!」
そんな顔です。
お!なんかオリンピックっぽい!
私は熱心に観戦しているリクの応援に応えるべく、あらゆる秘術を駆使して
韓国の選手に挑んだのです。
「えええい!これでもくらえ!」
結局、両膝で容器をがっしり押さえて、両手でねじ回すという
胴締めスリーパーのような技で、蓋がギブアップ。
「どうだ!!」
私は、リクに完全に蓋の開いたキムチを見せました。
「、、、、、、、、」
リクはその臭いが気に食わなかったようです。
プイッと顔をそらしました。
そんだけの話です。
今日の結論!
リクはキムチをおねだりしない!