第40回
写真嫌い




最近、つくづく思うのですのですが、

デジタルカメラって、便利ですよねー

撮ったその場で、写真が確認できるし、

失敗してもいくらでも撮り直しができるの便利です。

私の場合、もっぱら撮影ブツにしているのは、リクなワケです。

面白い寝相や、変な顔、しぐさを撮影したいのですが、

ウイインというカメラの起動音を聞くと、

「なんだ？ソレなんだ？」

とたちまち疑問顔になります。

きいーっ、この原始犬め、そんなにカメラが珍しいかっ！

と切れ気味になるくらいに、

面白い寝相とか顔は、あっという間に消えてしまうのです。

「ちっ、しかたないな、普通の顔でも撮るか、、、」

となってしまうのが、オチです。

リクの場合、普通の顔を撮るのも一苦労です。

というのも、やつはカメラを構えると、

そっぽを向きます。



こんな感じ。








と、かなり芸能犬ぶるのです。

しかし、私は最近、犬の撮影術ってやつがわかってきました。

とにかくコレです。

撮りまくれ！

あっちむいてようが、おかまいなしに撮りまくりましょう。

いずれ、こっちをむいたり、変な顔してりします。




どうですか？

ばっちりカメラ目線の写真が撮れました！


あとは、周囲を見回して、誰もいなかったら、

「リク！おっ、かしこいなー、こっち向けー！

よし、ナイスだ！

笑え！笑えよ！よーし、面白い面白い！

おまえ、面白い顔！」

と褒めまくりながら、撮影しましょう。

あくまで、誰もいないときに限ります。

カメラを覗いていると視野が狭くなり、知らない間に

散歩に来ていたおばあちゃんが、撮影者を

不思議な顔で見ていたりします。

たとえばの話ですよ。

いや、私のことじゃ、ないですよ。

ははははは



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