第4号
人間だったら
散歩が終わって、リクにブラシをかけることにしました。
今日は休みということで、大変、余裕があります。
おまえを徹底的にブラッシングして、やろうじゃないか、
と気合いをいれてブラシを手にしました。
最初にブラシをかけると、毛の生え替わる春ということで、
すごい量の犬毛が、舞います。
2分、3分と黙々とブラシをかけ続けますが、ブラシをかければかけれほど、
犬毛が抜けます。
私のまわりでは犬毛が舞って、口で息したらエラいことになりそうな環境です。
これが、おれの頭だったら、と思うと、ぞっとします。
自分の頭にブラシをかけて、
こんだけ毛が抜けたら、禿げる
と確信するに十分な量です。
もしかしたら、私がブラシでリクの毛を抜いているんじゃないか、
という気すらしたきました。
しまいには肩が痛くなったので、ギブアップ。
玄関に舞う、犬毛を見て、これが売れたらいいのに、と思いましたが、
一銭の価値もないのが、残念です。
誰か、犬毛布団とか、いりませんか?
一年くらい熱心に毛を集めたら、布団くらいできそうなんですが。
いたらメールください(嘘)
ハゲの犬って見たことないワン
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