第34回
朝から松方
最近、暑いですねー。
8月のまっただ中で、バテバテ!
もう更新が滞りがちでございます。
車のエアコンも壊れて、夏真っ盛りな感じがしますね。
カラダが夏に削れてる感じがしますが、
リクは元気です。
今日の朝も、ラブラドールの女の子を発見して
「くーん、くーん!」
とラブちゃんにむかって猛ダッシュ!
そのラブちゃんは、リクのあまりの剣幕に、怖がる一方です。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
とリクは異常者、というか異常犬のように、
もう犬が変わったようなありさまです。
いつもは硬派なリクが、こんな姿を見せるとは、、、
とかなりの驚きです。
「ああ、この子、いま、発情期だから、、」
とラブちゃんの飼い主が言いました。
そうか、だからか!
そうしている間に、リクはラブちゃんの襲いかかりそうなので、
無理矢理引き離すことに。
「おらっ!リク!こっちじゃ!こっちに行くんじゃ!」
とファイトクラブの竹原のような凶悪さで、リクを引っ張りました。
その瞬間、
「い、嫌だワン!邪魔するなワン!ぐおおおお!」
と大抵抗。
リクの首輪は、ひっぱっても首が絞まらない、普通に首輪です。
<ひっぱると、首が絞まるやつは痛いから、かわいそうだなー>
という私の優しさが感じられますね。
しかし、リクの本気の引っ張りは猛烈のものがありました。
綱の先に、カジキマグロがかかったような感覚です。
夏の眩しすぎる朝日のなか、私はふと、
「松方弘樹、世界を釣る」という番組を思い浮かべました。
「うおおおおおおお!早く逃げてください!」
とまるまると太ったカジキ犬を引っ張りながら、私は叫ぶのでした。
目次へ
表紙へ