10月29日
Mr.マリク
肉球が裂けるという怪我をしたリクは、
現在、包帯がかかせない生活をしています。
包帯をしないと、延々と傷口を舐め続けるので、
はずれないように、テープで留めて、しっかりと
つけているのです。
そんなある日、リクが部屋の隅で、
静かに何かゴゾゴゾしているのです。
犬を飼っている方なら、わかると思うのですが、
犬が、静かに何かしているとき、というのは、
十中八九、イタズラをしている時!
見つからないように静かにするのです。
まあ、イタズラといっても痒くて包帯でも
舐めているんだろう、と高をくくって、
ネットをしていると、
げほっ!げほほ!
とリクが吐きそうな声をだしたので、
チラッと見ると、
「あっ!あああああっ!アホーッ!」
そこには、
包帯を食べようとしているリクがいる。
長い包帯は飲み込みにくいので、ゲホゲホ咳き込んでいたようだ。
私は即座にリクを捕獲して、
口からはみ出ている包帯を、ズルズルズルと引っ張り出しました。
そのとき、私は、
<ああ、手品みたいだ、口から包帯がでてきたー>と
脱力感のなか、思いました。
包帯は涎まみれで、へろへろです。
種も仕掛けもない、手品みたいなことをするなリク。
ときおり、目を離すと使用済みの包帯を食べようとしている
リクがいます。
油断ならねえ!
リクは、テッシュにつづいて、
包帯を食べ物だと認定したようです。