9月27日
リクの誤爆事件
それはリクと散歩に行くことから始まった事件なのです。
「よーし、散歩に行くぞ」とかけ声一発。
リクは散歩と聞くと、飛び跳ねて大喜びです。
飛び跳ねるリクを押さえつけ、茶色のリード(綱)をつけて、散歩開始。
散歩の出だし、リクは嬉しさ爆発で、
茶色のリードをジャンプして噛みついて遊ぶのです。
そんなとき、事件はおこったのです。
ガスッ!
私の腕から、凄い音がした。
リクが私の手首をガブッと噛んでいた。
その瞬間のリクの「違った!?」という顔は、忘れもしない。
茶色のリードを噛むつもりで、
私の手首を噛んだのです。
リクをみると、シッポを下げて、反省している。
リクも、私を噛もうとしたワケではないので、許してやる
ことにしました。
しかし、噛まれた瞬間の不気味な感じは忘れられない。
くわえられただけでも、自分の手首が
あっさり折れてしまうような威力です。
飼い犬に噛まれる、という諺のような体験はもう
これっきりにしたいです。