第10回
こだわりの犬
朝の散歩は、飼い主である私にの役目です。
忙しい朝ですが、リクに小便や大便をさせないことには、出勤できません。
パートで働く母が3時まで帰ってこないので、トイレは朝の散歩ですませます。
家のなかで、耐えきれずに脱糞というのは、ぜひ避けたいですね。
ハイ
小便のほうは木や電柱、草、などを見つけると、気軽にするのです。
これは問題ナシです。
が!
問題は大のほうです。
これが大問題なんです(うわっ、、面白い!)
大便、つまりウンコだけは、簡単にしません。
明らかに、ウンコがしたそうで、うろうろしているのですが、
くんくんと匂いをかいで、
その場所が気にくわなかったら、我慢します。
朝、時計を見ながらの散歩で、それをされると、
うほっ!とゴリラ的な叫び声をあげそうになります。
しかし、リクにとって、ウンコをどこに設置するかは
大問題らしいです。
いい感じの茂みをみつけても、くんくんを匂いをかぎ、
なんどか踏んばる体勢にはいってるにもかかわらず、
<やっぱ、ここじゃないんで、ごめん、
これだけはオレ妥協したくない、、、ワン>
とばかりに、ウンコのかわりに小便をかけて、移動です
犬は、糞尿をなわばりのマークに使います。
そのなかでも、ウンコは一日に何回もできない。
つまり、ウンコは安易に設置できない。
最終兵器の扱いです。
ということで、飼い主はリクが納得しそうな設置場所を探して、
朝からうろうろする事になります。
じつは、このウンコしたいスポット、歳をとるにつれて、コロコロ変わるのです。
1歳から2歳のころは、
何故かマンホールや鉄板の上でしかウンコしませんでした。
なぜ?って
私にもわかりません。
鉄のがっちり感がたまらないのかもしれないです
現在、3歳。
今の嗜好は、草むらです。
芝生のような短い草が生えているところが、いいらしいです。
ちなみに、このニュース、ウンコしているリクの写真を撮影したのですが、
いろいろ、検討した結果、
とても載せられないと、すぐに気づきました。
ウンコしている最中のリクは、私のことをチラチラ見ます。
そんなとき、飼い主はやってウンコしてくれたリクをほめます。
「よーし、よしよし、いいぞ、リク、その調子だ!
ナイス!ナイスファイト!リク!」
と褒め称えます。
文章にすると、客観的に自分の行動を見直せますね。
、、、、、、ええ、今度からは小声でほめるとします
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