第1回 年齢は3歳で、人間にすると30すぎの風格あふれるワンコです。 しかし、中身は哀れなほどの寂しがり屋です。 家の中でのこと。 隣の部屋に行くと、リクもトコトコついてきます。 しかし、私がかすかに動くと、もう防犯センサー並な速度で、 リクの基本的な方針は、 「なにがなんでも飼い主と一緒にいる!」です。 トイレ、風呂はさすがにドアの前で待っていますが、 「グオーッ!ワオーン!」 と大騒ぎタイム開始です。 手を噛むマネをしたり、飛びかかったりと、いろいろなアクションで 私は、リクが玄関から脱走しないように、扉の隙間から、 体をだし終わり、ピシャっと扉を閉めると、 毎日コレです。 飼い主的には、ぜんぜん気にならない出勤の儀式なんですが、これを人に見られると、マズイ話になります。 じつは以前、近所の小学生が 飼い犬にかまれそうになりながら、かろうじて扉の隙間から脱出し、青い顔で(朝なんで、、)出勤する私 ダーンと、ジュラシックパークみたに扉を叩く音も、ご視聴されたようで、それ以来、その小学生は散歩中の私とリクを見ると、 立ちすくみ、それから走って逃げます。
近所では「りく=キ犬(危険)」です。 NON、そのキ犬の綱を持っている人も、 そうねー、走って逃げる気持ちは痛いほどわかりますよー というワケで俺様のワンコは近所で、
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