週刊リクニュース


3月9日
インテリ病


先週、私は土、日、月と

夢の3連休でした。

そんなこと、めったに無いので、色々と計画を立てていたのです。

で、何をしていたかというと、

療養

しぶい。

土曜日の朝、目が覚めると、もう尋常じゃない体調なのです。

腰が痛い、寒気がする、頭がいたい。

「なんだ、これ、、、、、」

もう布団から出て歩くのもつらい。

ヒマラヤの頂上に裸でいるような気分です。

人間のインテリジェンスを選んで、潜入するという

風邪だと、しばらくして気づきました。

とりあえず、体温計で熱を計ると、


38.5度!

高い!もう人生で一番高い熱だと断言できます。

あんまり賢くない人生を歩んできたせいか、強烈な風邪には縁のなかった私。

母親が、医者に行くように言いますが、

ふふふふ、愚かな、、、私に医者など、それどころか、私には薬すら不要だ。
私の名前はヨハン・リーベルト」


とお笑いコンビインパルスのネタのような事を思い、

自分の快復力を信じて、布団に入りました。

本当は、医者が、注射が、嫌だったのです。

薬も正直、オレ様には不要かな、みたいなノリだったのです。

で、寝ること8時間。

ひたすら、悪寒に耐えて、唸りながら寝込んだのです。

人間、馴れない体温になると、夢まで可笑しくなるらしく、

私は夢のなかで、布団で寝るという会社で働き、

昔見た映画(7人の侍)の続編を勝手に作って、

脳内で観賞する

という、

非常にヤバイ感じになってきたのです。

極めつけは、夕方5時頃。

テレビでやっていた

アストロボーイ・飛べ鉄腕アトム」を朦朧とした意識のなか、

観賞し、平和のために戦うアトムに感動して、

布団のなかで涙を流している自分を発見して、

「おれ、もしかしてヤバイのか、、、、、」

と熱が精神までおかしくしている状況に驚いたのです。

熱を計ると、


38.7度!

上がってるし!大人しく寝ているのに上がっているし!

そう、私の薬など不要だよワトソン君作戦は、

もろくも失敗、それどころか、

「これ、薬飲まないと、熱、どんどん上がって、オレ、死ぬ」

とインディアンのような日本語で思ったわけです。

で、薬を飲んだら、あっという間に熱が

37.5度まで下がりました。

体の感覚がもう狂っているので、私は

「もう治った」

と日曜日、図書館に行ったり、車の試乗に行ったりしたら、

やはり薬が切れると地獄を見ました。

で、日曜の夜から月曜日の夜まで、こってり寝込んで、

なんとか今日があるのです。

なんか、まだ熱があるような気がする、、、、、、、


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