週刊リクニュース


2月28日
プジョーに乗れ!



ふふふ、今日は外車を乗り回してきましたよ。

え、カルロスゴーンラヴクラブの私が、どうして外車かって?

後輩のM君と話していたら、いつのまにか

そういう話になってのです。世の中恐ろしいです。

金曜日のこと、

「リク兄さん、プジョー(フランス車)がいいですよ」

とM君が言うのです。

M君は、ありとあらゆる車を試乗したおしている、

試乗の達人

私に車の知恵を教える、車の先生さまです。

その先生が、「プジョー307スタイルがいい」という。

「へえー、そうなんだ、プジョーね、外車はなんか敷居が高いしね」

と私が軽く答えると、

「いいえ、大丈夫です、プジョーは大丈夫な外車です。
だから、
土日で試乗してきて、
月曜日に報告してください


と有無を言わせぬ命令をしやがる。

<なんで、ぜんぜん興味のないオレが試乗するんだ?>

と言おうとして、M君を見たら、

試乗の鬼の顔で私を見ていた。

「お、おう、オッケー、行って来るよ」

と言ってしました。

まあ、M君がそこまで言うなら、一度乗らねばならん。

というわけで、外車に試乗することになったのです。

私の相手をしてくれたのは、営業のYさんという方で、

親切に説明してくれました。



プジョー307スタイル



プジョーといえば、ライオンのエンブレム。

うちのプリについている「NISSAN」に見習わせたいかっこよさです。

フランス車なんで、意外とインテリアは雑かな?と思っていたのですが、

なかなか上質感があって、よいです。


「じゃあ、ぐるっと一週しましょうか」

ということで、プジョーを走らせることに。

なんとなく外車というだけでドキドキです。

「外車は初めてですけど、
なんかいいですね。
でも、私は古いプリメーラに乗っているんですが、色々試乗しても、
圧倒的に良いと思える車ってないんですよね」

と何気なく話すと、

「あっ、プリメーラ、いいですね。
うちは代車に日本車を使っているんですが、
あの
ボディ剛性は外車なみですね、あれはいい車ですね」

とYさん。

ふふふ、やっぱりな。

と私は思いながら、プジョーを運転したのです。

私の運転するプジョーは、かっこよく直進していたのですが、

曲がるときは
恥ずかしかったです。

右折するときの合図にワイパーをカクカクさせ、

左折するときの合図にまたまたワイパーという。


外車初心者の典型的なミスを連発。

じつは、外車はウインカーとワイパーのレバーが左右逆なんです。

「というか、右がウインカーなのは日本だけなんですけどね」

とYさんも苦笑していました。

M先生の言った通り、たしかに恐ろしく、しっかりした車です。

1600CCで、加速は非力感があるのですが、

ブレーキは効き過ぎるくらい効くし、ハンドルは思った

ところにぴたっと車を導き、直進性の安定感も素晴らしい。

つまり足回りがハイレベルなのです。

「この車、高速でクルージングするときは
190キロでもぴたっと安定します。」

とYさん。

なんでもフランスは、市街は速度を抑えるために石畳の道が多く、

郊外は、100キロオーバーのスピードウエイが続くので、

低速ではしなやかに、高速では抜群の安定性を誇るという話です。

「本当ですか、1600CCの車で190キロ巡回って、凄い数字ですね」

と私が聞くと、

「、、、、、、、
実際、試しましたから、、、、、」

と少し言いづらそうに、言いました。

「190キロでブレーキ踏んでも、もうあっさりとまりますよ」

とさまざまな危険な実験、実体験を聞かせれました。

「日本のようにストップ&ゴーが
多いところの車とは、性格が違いますから」

ということです。

ひさしぶりにドキドキする車に乗ったような気がする。

ああ、新車を買う金があれば、と思うこの頃です。

日本が破綻?という文章を書いたのですが、

ユーロやドルのMMFでも買って、円安になって大もうけ、

みたいな作戦で頭金くらいしか払えない金を、ドーンと

大きくしようかな。

表紙
目次