週刊リクニュース

2月4日
オーブラザー



最近、買ったものといえば、サウンドトラック。

私の敬愛する監督たち、コーエン兄弟

「オーブラザー!」のサントラです。

私はコーエン兄弟の作品が大好きで、とくに「ビックリボウスキ」

最高だと思います。無職のデュードとアホな仲間がくりひろげる

ブラックユーモア満載の最高に気の抜ける傑作なのです。

その監督の作品「オーブラザー!」

やはり私の期待に応えてくれました。

脱走した囚人3人が旅をする、という話なのですが、

これまた、しょうもない話と

ブラックユーモアがえんえんと

続くという作品です。

主役はジョージクルーニー。

ほかの囚人2人と「ズブ濡れボーイズ」という即席のバンドを

作って唄うシーンがあるのですが、

もう歌がメチャクチャ上手い!!

基本的に、1940年代の米国を舞台にしているので、ジャンルは

素朴なカントリーミュージック。

曲がシンプルなせいで、よけいに上手くかんじます。

で、私は感動して、その「ズブ濡れボーイズ」の歌の入ったサントラを

買ってしまったわけです。

サントラいいです!

いろいろな歌を唄える人間は素晴らしいとつくづく思いましたね。

つまり、「オーブラザー!」は、心温まるブラックユーモアロードムービーで、

人生に疲れたときに見るといいでしょう。

「オーブラザー!」と「ビックリボウスキ」を見れば、

「おれ、もしかしたら、まだ大丈夫かも?」と思えます。

(好みがすごく分かれる監督なので、合わない人もいるかもしれません。最悪、とすら感じることもありえます。あと、ビックリボウスキは子供に見せたらいけません!)

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