週刊リクニュース

第5回

<日産大好き>

わが愛車、日産プリメーラP10のエンジン下のカバーが割れてしまった。
この車、3年まえに総額30万で買った激安車のわけですが、今の自分的にはサイコーです。
最初は、「金が貯まったら、すぐに他に車に乗り換えるからな、フン、おまえはそれまでのつなぎなんだぞ」みたいな冷たい扱いを受けていたプリメーラですが、なぜか運転する感じが非常にいい。
実際、お金が貯まって、某SUVがいいな、と思い、試乗に行ったのですが、かなり幻滅しました。
10年前の車に負けてる?!マジか?とかなり驚愕したわけです。
おれの総額30万プリメーラはいったい、何者なんだ?という疑問が、モクモクとわきます。
職場の人々は、私のプリメーラ号にアダ名までつけています。
<銀プリ>
そんな車に乗れてうらやましいというニュアンスが、
これっぽっちも感じないアダ名です。
ていうか、普通、車にアダ名なんかつくか?
なんだよ、なんだよ、みんなはバカにするけれど、本当のところこの車はどうなんだよー、と激しい疑問にぶち当たりました。
私は、それを晴らすため調べました。
そこで発見した驚愕の事実。

<ドイツ車以上にドイツ車らしい車>

<歴史に残る名車>

銀プリ号にふりそそぐ、さまざまな賞賛の言葉。
日産が、アウトバーンのあるヨーロッパに向けて開発したという経緯があり、全力を投入して開発された車だそうです。
ヨーロッパのライバルはBMW 、ベンツ、フォルクスワーゲン。
そんな車と比べられ、当時の欧州の
カーオブザイヤー2位を勝ちとっています。
いままで、バカにしていましたが、こんどから「さん」つけで呼ばせていただきます。
そう、そんなプリメーラさんのエンジンカバーが割れたのです、もちろんすぐに修理してさしあげました。
現在走行距離12万キロ
まだまだ元気です。

バックナンバー

表紙へ