週刊リクニュース

11月14日
いじめの問題

おおっ、更新放置してしまった、、、、、

最近、なにげに忙しいのですよ、、、

家に帰ると、頭からっぽでゴハン食べて寝るだけの生活です。

これはいかん、なんとか更新しないといけない!と

危機感がつのってきたので、無理矢理ネタを考える。

このさい、なんでもいい、更新さえできれば、、、、

というわけで、最近、「あれ?」って思ったことでも書きます。





ほら、最近、いじめの問題がニュースなんかで、

取り上げられているじゃありませんか。

これは深刻の問題です。


タイムリーなことに、私はいじめの現場を見ました。


いじめにもいろいろな種類があると思うのですが、

一番わかりやすいのが暴力、、、、、

でも、暴力をふるわなくても、自殺してしまうほどツライ思いを

する陰湿ないじめって存在しますよね。

私が見たイジメは、本人が隠しておきたい、

誰にも言いたくない秘密を誰彼構わず、

面白おかしく言いふらすというものでした。

陰口とかではなく、本人にも聞こえるように大声で、

やめてくれといっても、言いふらすというタチの悪さです。

それだけではありません!

なんと、そのいいふらし君、仮名A君は、秘密を暴露して

ニヤニヤしたあと、

「あっ、そういえばいじめはよくないよ!許せない!」

と正義漢のように、堂々を言い放つのです。

で、周囲の人は

「そうだよねー」と賛同。

あなたがそんな現場を見たらどう思いますか?

A君は、私の基準から言えば完全に「いじめっ子」です。

あなたはどう思うでしょうか?







さて、この話、実はある出来事を寓話にしたものです。

しかし、嘘ではありません。

同じことがありました。

一体、何を元にした話なのか?



それは朝のワイドショー。


俳優さんの家庭内事情を暴露して、面白おかしく伝えたあと、

「さて」とあらたまって、いじめの報道。

「いいじゃないか、芸能人なんだし」

と言う方もいるでしょうが、本当でしょうか?

それがもし私だったら、絶対にそんなことを全国に発信して欲しくない。

たしかに私達には
知る権利はありますが、

俳優さんの家庭の事情まで

知る権利を有しているとは思えないんですね。

平気な顔をして眺めていた私は、感覚が麻痺してしまっています。

いじめながらいじめは悪いというワイドショーをとっても、

いじめは見えやすいけど、見えなくなってしまうという

性質があるように思います。






いじめの報道でいえば、校長先生が自殺されましたが、

大々的に顔と名前をとりあげ、流しまくったテレビが

その背中を押していないと言い切れるのでしょうか、、、、、

たしかに、校長はミスをしたかもしれませんが、

市中引き回しのような罰をメディアが与えていいという

わけではないと思うのです。

あのテレビの報道は、いじめではないのでしょうか?





法治国家であるなら、刑罰は法律に則って。

これを否定する人はそうそういないのですが、

あるラベルがその人物に貼られると、その感覚は消え失せるように

感じます。

「不祥事を起こした学校の校長」「芸能人」
「犯罪者」

メディアが市中引き回しの刑にかけても、

誰もおかしいと思わない。



規模を小さくすると、

「変な顔をしている」「動きが気持ち悪い」「のろい」
「バカ」「嘘つき」「貧乏」

いじめっ子は、いじめられっ子が悪いという理由を無数に持っています。



規模を大きくしても同じではないでしょうか。

たとえば、人を鉄砲で撃ってはいけないし、爆弾をしかける

なんてことも絶対にしてはいけないと誰もが思っているのに、

「イラク」というラベルが、その土地とそこにすむ家族に貼られると

OKです。これでもまだ駄目だという人がいたら、

「テロリスト」「オサマビンラディン」「大量殺戮兵器」などの

複合技で殺戮OK
になってしまうのです。

正義の戦争開始です。

いじめって、子供だけの問題ではないのですよね。

大人の世界でもいじめはあるのです。

すごく大きな規模の。




このまえFMを聞いていたら、マザーテレサの言葉を紹介していました。

<愛情の反対は無関心です>

いろいろなラベルを貼られた人たちに、私は心を麻痺させて

無関心になってしまいます。




さて、まとめです。

いじめは無くなるのでしょうか?

じつはイジメを無くす方法は太古の昔に提示されているのです。

それに、一文つけたせば完璧なルールができるのです。

それは


<自分のされて嫌なことは人にしない、、、そして、

いかなる例外も存在しない>


これが守れれば、戦争もいじめも終わります。

机上の空論みたいですけど、これしかないのじゃないかと

思います。




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