週刊リクニュース

10月3日
覚悟したまへ


なんでしょふか?

きな臭い匂ひがする、、、、、私の周りで

なにかが静かに悪くなっていくよふです、、、、

事実は巧妙な迷彩で覆われ、私は盲のよふ。

ああ、

匂ひだけが。

判を押したような毎日のなかに感ずる違和感を告げます。

きな臭い匂ひがする、、、、、なぜ私は気がつけないでしょふ、、、

違和感、、、なにかほ忘れています。

見ているが見えてはいなひのです。

そのために感ずる違和感。






ああ、そふだった。




私のなかに落ちていくものがありました。





、、、、、、、リクを4ヶ月ほど洗ってなひ、、、、、!







「気がつきましたね」






そう、
私の周囲に漂う、かすかな獣のかほり。

この匂いをあたりまえとして、受け入れたときに

私の周囲に見えない檻を作っていたのです。

それが私の「臭犬の檻」だったのです。ああ。

                  京極夏夫「臭犬の檻」より



ふふふふ、今日は京極風に初めてみました。

そうです。

リクを洗ってなかった、、、、、しかし、それには理由があるのです。

パンが使えない。

極度の風呂嫌いのリクに入浴させる方法。

それは、獲物を罠にかけるように、廊下、台所、風呂場へと

パンを落としていって、

気がついたら風呂場に入っていたワン、、、、!という状況を

作るという巧妙な作戦なのです。

それをドックフードでやるのですが、

リクはさっぱり風呂場にはいっていかない、、、、、!

パンに比べれば、役者が違うということですね。

「よーし、じゃあ覚悟しろ!リク!」

私は腕力でリクを風呂場に送還することにしたのですが、

テーブルの下に入ったり、体をジタバタさせたりで一筋縄では

いかんのです。

普段はこんなに従順なリクも、




風呂に入れようとすると、

「グオオオオオオッ」と

私に向かって唸るではないですか!

もうアンチャンしょっくー、ってな具合で

「そんなにイヤなら今回はいいよ」

と諦めるのです。

しかし、これではいかん!今週末こそはリクを風呂に入れる。

どんな恐喝も泣きも、私は通用しないと思ひたまへ!





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