週刊リクニュース

9月30日
モイホリ


あ、オレ、オレ、

今日は
チャンバーんちで、モイホリまくりよ。



え?



あ、ごめんごめん、業界用語が自然とでちゃった。

今日はバアちゃん家でイモ掘りしまくったってこと。




ああ、ええ、私のばあちゃんじいちゃんは

海沿いの町で葡萄や野菜をつくって暮らしているのです。

80歳という平均年齢からして、イモ掘りは大変だろう

から手伝いにいくべい、と車を走らせたのです。

いやー、いい休日でした、、、、、、

東京から見れば十分田舎な我が町よりも、

さらに少し田舎にばあちゃん家はあるのですが、

時間の流れが違う、ほんと雰囲気が違います。

田舎の静かな生活です。

あと、農作業っていいな、としみじみ思いました。

まあ私の場合、イモを掘って、昼ご飯を食べて帰ってきた

だけで、ぜんぜん作物をつくる苦労をしていないので

そう思うだけかもしれませんが。

でも、

自分の食べるものを自分で育てるって、憧れるんですよね。



農民っていうと、昔は年貢やなんだかんだで

大変な生活だったと思うのですが、今は

畑で野菜作っても、市役所の七三メガネがきて、

「年貢として半分もっていきます」って

まず言わないですしね。

しかも、農地は高齢化で作り手が不足している

ので激安で貸してもらえるっていうし。

自分で食べる分を作るぐらいだったら、

鎌とか鍬、スコップくらいの道具しかいらない

だろうから、最初のコストも少ない。

うちのじいちゃん、ばーちゃんは80歳をすぎている

のですが、腰も曲がっていないし、元気そのもの。

やっぱりそれは農作業で日々鍛えているからだと思うのです。

そして、作物は自分で作っているので安心して食べられる。

ううん、良いことずくめだ、、、、、、、

マイナス面は今日体験したなかでは蚊に刺されたこと

くらいかな。それからスズメバチが一匹飛んでて怖かったな。

蛇もいるっているし、タヌキもでるらしい。

しかし、それは職場でのストレスに比べると

些細なもんじゃないでしょうか。


それに素晴らしいのは、

生産的な仕事であるということ。

不幸なことに人間は、がんばって働けば

働くほど環境破壊がひどくなる、という

皮肉な社会生活を送っています。

地球的にみれば、ほとんどの「生産」は

の裏側には環境破壊がばっちりセットになっている

ように思えるのです。

そんな中で、極力、昔ながらのやり方で

おこなう農作業は、太陽と土、水が

あるかぎり永続的におこなうことが

できる素晴らしい仕事ではないかと思うのです。

ううん、いいなー、農業、、、、、






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