週刊リクニュース

8月9日
りくさんごめんよー


リクさんの足が腫れていて、とても痛そうなのです。

虫に刺されたような、吹き出物のような、微妙な

感じで腫れているのです。

治るかな、と様子を見ていると、

だんだん悪くなっていき、ついに前足をつくと

痛そうなそぶりをみせるまで悪化したのです。

これはヤバイと、いつも行っているお医者に

行ってきたのですが、

簡単に診察して抗生物質をくれただけで、

病状はぜんぜん良くならない、、、、、、

この先生は大丈夫なのか、、?と不安になりました。

ここは一つ、医者を代えてみようか、

見る人が変われば原因がわかるかもしれない。

そこで、母親の職場で評判が良かったW先生の病院に

行ってみました。

しかし、あれですね、獣医さんもいろいろで、

あたりまえだけど、腕の善し悪しはあるんですね。

さすがに評判がいいW先生、リクを熱心に

診察してくれます。

で、いろいろとショックな事実があきらかになりました。

「この子はアレルギー体質
かもしれない」

私は知らなかったのですが、小麦、牛乳、肉などに

アレルギーを持つ犬がたくさんいるらしいのです。

それで皮膚にできものができるということ。

それから、

「ほら、耳も炎症をおこしている。これ、長い間の症状だから、耳に色素が沈着して黒くなっているね」

といままでの先生は一度も指摘しなかった事実が、、、、

ご、ごめん、リク、ぜんぜん気づいてあげられなかった。

飼い主の無知で犬は被害を受けるんだよな、、、、

とにかくパンがダメというのは初耳だった。

たまねぎとかイカはダメというのは知っていたのに。

というワケで、診断をうけた日から

「ジャーキー禁止、パン禁止、
食べ物はドックフードだけ」

というリクが日本語を理解できたら、

「ノォォ!アレルギーのままでいいワン!
だからパンを!」

と絶叫しそうな方針がたてられました。

その結果、だんだんとリクの足取りも治り、

なんと心なしか顔もすっきりしました!

始めた当初は、

「りくよぅ、おまえだけに苦しい思いはさせないぜ
おまえがパンとジャーキーという嗜好品を断つという
なら、おれはおまえと同じ苦しみを味わうために
ビールを断とうではないか、同志よ
おれも戦う」

と熱い友情を持っていた私ですが、

3日したら、

「いやー、りくさんの足が良くなったから
乾杯だ」

「いやー、デスノートが面白いから一杯やろう」

「今日は特に暑かったから自分にご褒美」

とってつけたようなお題目で、

いまではすっかりビールの虜です。

リクさんのパンとジャーキーはアレルギーなんで、

永遠に封印です。

しかし、心なしか禁煙成功した感じの人間みたいに

すっきりしているリクさんでした。

ああ、おれもビールを止めれば、毎日もっと

すっきり生きられるのかも。



いまだ痛々しい前足、、、、、だんだん治ってます!





戻る
バックナンバー