週刊リクニュース

6月26日
臨死ドライブの乗員が語る名古屋1



たとえば、どこか遠くに旅行にいく前日。

一般人なら早めに寝たり、計画を確認したり、

万全を期するために手を打つではありませんか。

しかし、そんなもんを無視する奴らもいるのです。

それが今回の旅行でした。

行き先は名古屋。

車一台に4人が乗り、運転を交代しながら行くという

健全なプラン。それぞれが元配送員と現役配送員という

万全のドライバー体勢、鉄の布陣
だったのです。

行く目的はメンバーの一人が映画検定の試験を

受けるというので、のこり三人はその間買い物や

食事をして名古屋を満喫するという文句のつけられない

旅の
はずでした。

しかし、前日の準備がすべてを壊したのです。

前日の夜に
「飲み会」

つぎの日の出発予定時間が
4時半という

のに飲み会なんて無謀ではないか、と思われるでしょう。

これには深い訳があるのです。

それは「飲み会をしよう」といった人と、名古屋に

行こうと計画した人が別々だからなのです。

飲み会はメンバー全員の都合のいい日が名古屋の

前日で、名古屋行きは映画検定の受検日が飲み会の

次の日という、矛盾する関係を築いていたのですよ。

その両方に参加すれば瀕死状態になるのは必然。

これは飲み会を早めに切り上げてようと思った私。

「いや、今日は飲みません。明日早いんで、えとオレ
ウーロン茶で」

と言っていたけど周りにビールが届くと、

「やっぱりビール飲む」

と簡単にダークサイドに堕ちてしまった。

、、、、酔っぱらって帰れないので、エアウエイブの中で

寝ることにしたのです。

夜の冷え込みは激しく、私はラゲッジス

ペースに積まれていた

材木にかけるビニールシートをしかたなく毛布がわりに

して眠った。

飲み会が終わって車のなかで横になったのは0時40分。

寒くて寒くて寝れない、、、、、、

明日は終わったな、、、、、と私は思った。

続く

(現在も体力的に終わっている状態なので少しづつ更新します)





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