週刊リクニュース

5月25日
試みの地平線


私の推測なんですが、この「週刊りくニュース」の

訪問者は女性が多いような気がしています。

えーと、女性のみなさん、たぶん今日の更新の

女性軽視なニュアンスには、

明日からアクセス数下がりまくりだと思うのですが、

それでも更新しようと思います。

私の密かな使命は「面白いものを紹介する」なのです。

リクの面白いイタズラ、私の面白い車、面白い本、映画。

今日はかなりの威力を持ったブツを発見したので、

それを紹介します。

アホな男世界がかいま見れた、と社会勉強のつもりで見てください。

はあ、はあ、さあ、前置きをこれくらいで、いくぜ。



今日凄い本を発見した、、、、、それは

北方謙三
試みの地平線<伝説復活編>


それはホットドックプレスという男性雑誌で

作家北方謙三が読者のお悩みに答えるという

伝説的なコーナーだったのです。

私は読んだことなかったのですが、パロディになっているのを

みていつか読んでみたいと思っていたのです。

それが、今年、ベスト盤ともいえる厳選されたセレクション

で出版されたのです。

試みの地平線<伝説復活編>として、、、、、、、、

本屋でそれを手にとった私は、

ぐふっ、ぐふっ、、、、とボディブローでもくらったかのように

反応した!

面白すぎる!



北方謙三といえばハードボイルドの作家ですが、冗談で答えているん

じゃないの?と思うほど破壊力のある答えが連発。

あまりにも面白いので、今日は少しそれを紹介したいと思います。

まず目次を見てみると

悩みのジャンルによって、章がわかれているのですが、

第三章<コンプレックスに対する問答>という

章のタイトルが凄い。

第三章
俺の肩には凄い毛が生えているぞ


もう消えるね、パンパなコンプレックスは。

そんな試みの地平線ですが、

第一章はヤングな男性誌らしく、性に関する問答。

そこで北方謙三は悩めるヤングの質問にズバスバ答えて

いくのですが、そのなかで印象に残った迷言を引用します。



北方謙三語録

<女の子に厭がられずに、さりげなく腿や尻に触るのに
3年かかる。いい機会だから童貞の読者に
「腿尻(ももしり)三年胸八年」
という言葉を贈ろう>


べ、勉強になる、、、、って、なんじゃそりゃ!


書き写してて恥ずかしいわ!アホか!


とちょっと今、切れそうになったね。

さて、お悩み相談。


<はっきり言って俺はもてません。ファッションやヘアスタイルなど
雑誌を読んで研究して、決めているつもりなんだけど女のコにもてない
俺には何が欠けていると思いますか?   東京都H・I20歳>







北方謙三の答え


頭の中身が欠けている。男というのは服でもなければ髪型でもない。ただ一つ、頭の中身である。肝のすわり方である 〜 中略〜
俺は髪はかっこよくないかもしれないが自分で刈る。ジーパンで、ぞうり
みたいなもの履いて、
銀座にだって出かける。それなのに、どうだ、
女はたかってくる。男は一芸に秀でれば、黙っていても女はたかってくるものである。>


でたね、北方節。

<それなのに、どうだ、女はたかってくる>

有無を言わせぬ説得力、これが北方クオリティなのです。

ちなみに、北方謙三さんは前書きで、

<俺がこの本を出版するのは、おまえらに、もっと深く、もっと友情を
こめて、語りかけたいからだ。女など、うるさい時は張り倒せ。女がほんとうに悲しんでいる時、苦しんでいる時、困り果てている時、助けてやれる男でいいのだ。>

という
男バンザイなタフガイなのです。

えー、どうですか、こういう彼氏は、私は想像するにかなりタチの

悪い感じがするんですが、こういう男らしすぎる

男性もアリなんでしょか?

さて、次のお悩みです。

<ボクはホモです。ウエストがきゅっとしまっているかっこいい男性を見ると、何だかたまらないものがこみ上げてきます。今まで4人の男性のアソコを
(過激な内容なのでカットです!)>

おっとこれはかなり答えにくいんじゃないでしょうか、






北方謙三の答え

<男でありながら男を好きになって、どうしょうもない。これも習性の一つなんだろう、君は業を負ってしまって、そのことを苦しむのではなく、実際に踏み出して、歩き出してから悩んでいる。〜中略〜
だったら
本格的なものになってしまうしかない。あれこれと悩まずに、
その道を邁進することをおすすめしたい。〜中略〜
俺の小説のテーマは、みんな男が男のために何かしてやるというもので、それはホモの心情に合致する、というのだ。なるほど、と感心したことがある。
ただし一つ、言っておく。
俺をあまり好きにならないでくれ。


ホモになれ!でも、俺を好きにならないでくれ、、、、と

お願いするところがお茶目ですね。

寄せておいて笑顔で突き放すという高等技法です。

この世の中の矛盾を一気に突きつけ、うじうじ悩む

ホモ青年のさなぎを蝶にする感じがしますね。


さて、次のお悩み。

<自分が嫌だと思ったことに対して、ハッキリとNOと言えない僕のこの優柔不断な性格はどう直していったら良いのでしょうか?>


北方謙三の答え。

<「ノー」と言えないなら、すべて「ハイ」と言えばいい。とにかく全部「イエス」と言って、全部言うことをきかない。
それで世の中は通るはずだ。以下略>


あ、あの兄貴、、、、そんな喧嘩をうるような態度で人を会話して、

世の中通ってしまうのは、、、あの、
兄貴だけ、じゃないかと、、、


さて、次。

<デブで気弱な自分が憎い!彼女もできません。このデブというコンプレックスから何事も気弱になって、強い被害妄想を抱いている自分が憎くてたまりません。北方さん、僕はどうしたらいいのでしょうか?>


北方謙三の答え。









<解決法はただ一つだ、
痩せろ。(以下略)>


た、たしかに、、、、、あんたは正しいです。


次のお悩みは


<私の悩みは、口臭と体臭がとてもひどいことです。クラスメートに「臭いからあっちにいけ」と大声で言われました。すごいショックをうけました。たった一人の親しい友達にコンパに誘われたけど、女子高生たちに「臭い」と言われ、差別を受けました。最近は落ち込みもひとく、そのせいか、胃が痛くなったり、
大地が斜めに見えたり、髪の毛が薄くなっています。そうか先生の意見を聞かせてください。>


おお、大地が斜めに見えるって、たぶん、この子は悩むすぎで頭を

傾げで歩いているんだね。こういう生理的な悩みに

北方先生はどう答えるのか!?北方ピンチ!

これはきっと
医学的な知識が必要とされる悩みだぞ!


北方謙三の答え







<越前に
永平寺という禅寺がある。そこに行って3年間修行してこい。肉も魚も食えない。もちろん、女もいない。毎朝3時に起きて拭き掃除。あとはひたすら坐禅を組み、あらゆる煩悩から脱却し、悟りを開く。そこで3年間修行すれば口臭や体臭なんて絶対に気にならなくなる。以下省略>


なんだろう、この感じ。

ああ、歯が痛いなーと行っていたら、脳天をバットでフルスイングされ

目から火花が飛び散った状態で、

「どうだ、もう歯は痛まないはずだ」と

囁かれるのに似ている。

ええと、北方先生?

永平寺という提案ですが、、、

あんた、それをいったらお終いだよ!

どんな悩みも、これ一つで解決じゃねえか!

と笑ったり、変に感心したりする一冊でした。

こんな人生相談みたことないです。

男子限定みたいな感じですが、悩めるときは読んでみてください。

元気がでるかもしれません。

ちなみに、あんまりにもデンジャラスすぎて取り上げなかった

名言があるのですが、ええと、兄貴、頭は大丈夫?という

感じの言葉を想像してください。

私の口からは言えないし、リクニュースにも書けない、、、、、、

あなたが観察力に優れた方なら、

その名言を発見できるかもしれません。









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