5月21日
さむい駐車場
我ながら、歳をとった、、、と思う時。
それは、みなさんが引くような、つまらない冗談を
なんの躊躇もなく言える自分を発見した瞬間。
案の定に引く。でも私は満足という最悪ぶり。
かといって、自分が寒いことを言うから、私が寒い冗談を聞いても
大笑いするかというと違う。
「へえー、ユウモア満点なんですね」と見下げた目で
言う。つまりタチが悪いのです。
今日の更新は、そんな寒いものに遭遇したときの話。
ある日、新しいパソコンを眺めようと、電気屋に行ったのですよ。
車で駐車場に入ると、突如、おかしな男がピヨーンと
車の行く手の飛び出してきた!
おかしな男は車の前で
両手を広げて「ハーイ!車さん、いらっしゃーい」と
大ジャンプand満面の笑顔。
<こっ、これは?>と思いながら、車を止めると、
腕をグルングルングルンと大袈裟に回して、
「ハーイ!空いているよ!ここにとめてー!」と誘導するではないか!
小刻みに手を振ってみたり、とにかく変なクスリ極めているん
じゃないかと思うくらい動きまくる。
ディズニーランドで、ミッキーのなかに入っている人が
リストラされて駐車場に再就職したんじゃないかってなぐらいな
動きだ。あまりに強烈なボディランゲージ。
幻惑されて事故りそうになるので、なるべく
見ないようにして、車を駐車した。
どうやらそのディズニーの中の人のようなお兄さんは、
電気屋の社員の方らしく、大きな駐車場のなかに
2人配置されていて、車が来たら爆裂に寒いオーバーリアクションを
極めて、案内するのです。
このサービス、、、男一人で電気屋に乗り込んでいった場合、
とても寒い気分になること受けあい。
でも、多分数人でいけば、「ガハハハハハ」なんだアレはと
盛り上がるのかもしれない、、、、、、。
それにしても、あのハイテンション案内の方々、
知り合いが店にきたときはどうするんだろう、、、、、
急に素に戻って、「オーラーイ、オーラーイ」って
ワケにもいかないでしょうし。たぶん、真面目なまなざしと
ウインクを追加してその場をしのぐんだな、きっと。
<おれも大変なんだよ、わかってくれよ(ウインク)>ですね。
大変な仕事です。やり出せばヤケで楽しくなるのでしょうけどね。
でもきっと家に帰ってから、
「ああ、ジャンプしすぎて足が筋肉痛だ、腕はブンブン回したから
肩こりが治った。明日からは、ジャンプ系の動きは控えるか、、、」
って汗くさい制服を洗濯機に入れながら冷静になる瞬間があると
思うんですよね。おれ、何やっているんだろう、、、、って。
でもです。
引きこもりをしている友達が「おれ、働きだしたよ!」と
この仕事をしていたら、私も車からピヨーンと飛びでて、
自分の車を押して、汗を拭うリアクションで答えたいな、
バンザイジャンプ連続で、マサイ族みたいにジャンプでジャムりたい
ですね。、、、、、、、んん?
あの、今、本当に電撃のように閃いたんですが、
最近、つまらないことを躊躇なく言える
ようになったのって、
こんなサイトを3年も更新している
成果なんじゃないか!
どうしょう、、、、、、、
おれは、、、もしかして、、、、、間違った方向へ歩いているのか?!
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