7月7日
オロチ
みなさま、こんばんわ
旅から帰ってまいりました。
なにが一番印象に残ったかといえば、やはり
エキスポランドでしょう。
じつは、京都から急遽予定変更して、大阪のエキスポランドに行ったの
です。
(坐禅と写経のツアーを先輩に提案したら「おっ、いいねー(真顔)」と言ってました。信じられない、でも、大阪に変更になってよかったです。)
で、エキスポランドなんですが、ひどい目にあいましたね。
まっ、因果応報なんですが。
旅のメンバーのなかに、
いつもは強気のSくんという男がいるのですが、
この人、普段は強気なのに、
実は大のお化け屋敷嫌い
それを知ってた性格のいい私が、さんざんSくんを笑っていたのですが、
このSくん、
何を血迷ったのか、怖い怖いお化け屋敷にチャレンジして完遂したのです。
普通なら、ここでハッピーエンドなんですが、
「おい、あんた!おれ、お化け屋敷行ったから、あんたはジエットコースターに乗れ!」
と、トラウマを克服した男の顔で、私に言ったのです。
「え?」
実は私、お化け屋敷に入れない人を笑っていたのですが、
私は、大のジェットコースター恐怖症
エキスポランドのなかでは、「これは怖いから乗らない」とか
「たぶん怖いから嫌」という単語を頻繁に使用していました。
で、ジェットコースターに乗れという提案を
「嫌だ、嫌だから、嫌だ」
と男らしく言ったのですが、いろんな人に乗れ乗れ言われて、
「へっ、わかったよ、乗ればいいんだろ、乗れば」
とかなり投げやり気味に言ってしまいました。
で、案内されたのがオロチというジェットコースター。
コレ↑
人間追いつめられると、いろんなことを考えるものです。
どうして、私はジエットコースターが怖いのだろうか?
と自問しました。
高い場所を、速い速度で移動するという、
人間の能力外の状況が怖いんだ、と結論。
安全レバーで体を固定され、ガタガタガタと急斜面をのぼっていく
コースターの中で、私は
だったら大空を駆ける鷹になればいいんだ!
そしたら怖くない!
というアイデアがひらめき、
おれは鷹だ!おれは鷹だ!おれは鷹だ!
と必死に自己催眠。
ガタッ
と、急斜面を登り切って、コースターが落下を始めたら、
「うわっ」
と言う悲鳴をあげ、鷹から駄目人間に戻り、
ぎゃあああああああああ!と悲鳴をあげ
時速97キロで振りまわされ、たっぷり怖い思い堪能しました。
おりたあとは、もう本当に無口になりましたね。
もう乗りませんから。あんなものには。
個人的には、観覧車とかコーヒーカップとか乗っているときが
一番幸せでしたとさ。