週刊リクニュース

5月2日
お好み焼き酒店



前を通るたびにドキドキして、かなり切なくなる店が

このたび近所に誕生しました。

今日もリクの散歩がてら通りがかったのですが、

「、、、、、、、、、」と思考が停止するほど

切ない光景に胸が痛みます。

始まりは3週間ほど前のこと。

長いあいだ、ごく普通の酒屋として経営していたSという

店がある日突然、お好み焼き屋に生まれ変わったのです。

工事の車を見ながら、やっぱり最近は安売りの酒屋が

繁盛しているので、やはり個人でやっている

ような店は厳しいんだな、、、、なんて思ったのです。

まあ、私としてはけっこうお好み焼きが好きなので、

徒歩で食べにいける店ができるのは嬉しいかな、と思ったのです。

しかしです。

夜の散歩がてら、オープンしたお好み焼き屋を見に行くと、

かなり想像を絶する店舗になっていた。

まず、店名。

これが変更していない、、、、、、、「S」という

モロ酒店の名前のまま。

それもそのはず、、お好み焼き屋になっていたのは、店は半分だけ

で半分は酒屋として営業しているのです。

「、、、、、、、、マジか、、、?」

と惚けたような顔で店を観察すると、

なんとお好み焼き屋に入るときは、まず酒屋に入って、

酒が並んでいる棚の奥にある暖簾をくぐって入店しないといけない。

かならず酒屋に入らないとお好み焼き屋には入れないという、

全国に類を見ない、ちょっと特殊な店になっている!

店の外には大きくて綺麗な「お好み焼き」の看板が掲げられ、

「職人が焼く!」という文字が書かれてあるのですが、

いかにも「酒屋の片手間に開業しました」という感じが

ありありで店に入る気がしない、、、、、、、

こんな店がウマイお好み焼きを出すはずがない、というオーラが

漂っているのです。

大丈夫なのか?これは?と素人の私が見ても、

ヤバイ感じに決まっている店。これは目が離せない。

その日から、私の日課に

「夜の散歩中には必ず<S>を見て客の入りのチェックする」

という項目がプラスされました。

で、その結果、私の見た限りでは客はほとんど入っていない!

「あああ、今日もか、、、」と毎日がっくり

店内をみるとエプロンをつけた店員さんが、

暇そうに立っているのです。

切ない、、、、、、これはヤバイよ。こんな状態が続けば、たぶん

この店は2006年を乗り切れない、、、、、、まったく他人ごと

のはずの店が毎日観察していくうちに、なんだか私まで胃がキリキリ

してきた。ああ、疑問だらけだ。

私が小学生のときからある老舗?の酒店が

どうして突然こんな風に突っ走るのか?

そして、何故お好み焼き屋なのか?

本当に職人が焼いているのか?

値段は安いのか高いのか?

肝心のお好み焼きは旨いのか?

解決する方法は一つ、食べに行くしかない。

というわけで、後日、タイミングを見計らって食べに行きます。

凄く美味しかったらいいのになー



追伸

それにしても最近、ぜんぜんリクの話がなくて申し訳ないです。
酒屋の暴走の謎を解明するまえに、自分とこのサイトの暴走を
なんとかしろよ、と思われるかもしれませんね。
ええ、問題はシンプルなんです。最近、リクは賢くなって私を驚かせる
愚行を行わなくなり、ネタが提供されないのですよ、、、、、、







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