週刊リクニュース

3月10日
初めて見たリクの姿

リクを眺めてはや5年の私も、聞いていたけど実際に見たことのない

リクの知られざる生態というのがあったのです。

その姿を見たことがあるのは、母親だけ。

私もいつかは見るだろうと、意識の片隅にあった光景を

今日、見ることができました。

それはこんな感じです、家に忘れ物をしたのを気づいた私は、

車で家に引き返しました。

リクはゲージのなかでお留守番。

ああ、またリクのやつワンワン吠えるんだろうなーと

玄関をガラガラと開けました。

うちの玄関は、オールドタイプなのでガラガラなる玄関戸なのです。

「あれ、、、、、、?」

家のなかが静まりかえっている、、、、、、、

りくはいないのかな?もしかして、家人の誰かが散歩に?

などと思っていると、ゲージのなかに白い物が横たわっている。

リ、リク!!

ピクリともしないリク。

不吉な死を感じさせるその姿にドキッとした私は、

ゲージの横にたちました。


ごふぁ、、、、、、ごふぁ、、、、、、、


と奴はイビキをかいていました。

「寝ている、、、、、」

信じられないほど寝ている。

あの玄関のガラガラいう引き戸の音や、

私の足音に気付かず、完全に熟睡している!

私はこの際だから、ずっと寝ててもらおうと、忍び足で忘れ物を

手にとり、玄関を出ました。

ガラガラガラと出るときにまた音が鳴ったのですが、

その音でようやく起きたリクは、私の顔をみて

慌てて飛び起き、ワン!と吠えました。

アハハハハとその慌てた様子に私は笑い、ヒーヒーいいながら家を後に

したのでした。

これが母親が言っていた、

「私が帰ってきても、ぜんぜん起きない!散歩の時間になると起きて、
散歩につれてけってねだる!」

という完全熟睡リクです。

初めて見たが、

番犬としての資質を疑ってしまう姿でした。

キミは宅配の人がくると、これでもかと吠えるけど、

忍び足のドロボーさんには無反応なんだね。

えーと、まあいいや、これからは犬のホストとして

生きていってくれ!


「はーい、神崎リク矢でーす」



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