週刊リクニュース

1月21日
ジェリーの気分


トムとジェリーの悲しい話って知っていますか?

どこで聞いたのか覚えていないけど、とても印象深い話なのです。

それはどういう話かというと、

ネズミのジェリーを食べようとして、いつも失敗し、逆に酷い目に

会わさせてしまうマヌケな猫トムがある日、死んでしまうのです。

トムがいなくなり、張り合いを無くすジェリー。

、、、、、、、ジェリーはしょうがなく、他の猫をからかうことにしました。

猫に自分の姿を見せたジェリー、追いかけてくる猫。

いつもなら、楽々と逃げ切って、巣穴で大笑いするはずが、

あっという間につかまってしまいました。

そのときジェリーは初めて真実に気がつくのです。

トムはいままで、わざとジェリーを捕まえずにいてくれたことを。

トムはマヌケではなく、ひたすら優しい猫であったことを。

といった話、、、、誰かが創作した話みたいですが、私は作者を知りません。

今日は私の身にそんなことがおこりました。

何年かぶりに、リク以外のワンコを散歩する機会に

恵まれたのです。そのワンコ達はけっこう力が強いという話。

引っ張られたって、たいしたことないよ!リクで馴れているから!

と気楽に散歩に出たのですが、大間違い。

信頼関係ができていないワンコ、しかも相手はレトリバー、本気で引っ張る。

その力の強さにビックリ!

そのとき私はジェリーのように、

「ああ、いままでリクはかなり手加減して私を引っ張っていたんだ、、、、、
あんなの序の口なんだ、、、これがレトリバーの力なんだ、、、、」

とリクさんの優しさに気がついたのです。

引っ張る犬とはいっても、散歩の後半になると、

「散歩に行ける!嬉しい!」という興奮が収まったのか、

無茶な引っ張りはしなくなりました。

念のために声を大にして言っておきますが、

別に引っ張ったワンコの性格に問題があるとか、

そんな事ではないのですよ!

むしろ、とって愛嬌がよくて甘えん坊さん

のかわいらしいワンコ達でした。

うむむむむ、今度散歩に行ったら、もっと長い時間散歩に行って

あげて、リーダーウオークなどの技で手加減して引っ張ってくれる

、もっとステキなワンコに教育するぞ、と決意しました。






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